SPLから初の120Vミキシングコンソール「NEOS」登場、7Uラックで24チャンネル

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SPLは同社の培った経験と最新技術を融合させた初の120Vミキシングコンソール「NEOS」を発表した。

レコーディングおよびミキシング用途向けのプリアンプ製品、シグナルプロセッサー製品、またコントローラー製品の主力メーカーとして知られているSPL。昨今はマスタリング向け高性能機器の開発においてもその名を成してきた。そのSPLが、Musikmesse 2011に向けて発表したのが、同社の培った経験と最新技術を融合させた初の120Vミキシングコンソール「NEOS」だ。

「NEOS」は、コンピューターベースのスタジオ環境を念頭に開発されたミキシング/モニタリングコンソールで、コンパクトな19インチ7Uラック型ボディに計24チャンネル(12ステレオバス)と1マスターチャンネルを装備。各ステレオバスはモノへの切替が可能となっており、モニターセクションはすべてマスターチャンネル上に配置されている。DAWで編集済みのステレオステムおよび特定のモノチャンネルをアナログでミックスする際に理想的な一台としている。

通常のスタジオ機器が+/- 15-18Vの電源電圧であるのに対し、SPL 最新の「NEOS」コンソールは最大120V(+/- 60V)による作動を実現しているのも特徴。事実、メーカー側が最初に提示した技術仕様には、最大入力レベル30dB以上、ダイナミックレンジ125dB以上、S/N比100dBと、その高い性能を伺わせる値が記載されている。国内での発売時期・価格などはまだ公開されていないが、販売代理店のエレクトリにも情報が掲載されているほか、SPLでは英文のカタログがすでに公開されている。

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