SPL、パッシブEQのサウンドとレスポンスを忠実にデジタル化した「Passeq Analog Code」プラグイン発表

ポスト
SPLは、独自のプラグイン・シリーズ「Analog Code」の新製品として「Passeq Analog Code」を発表した。

「Passeq Analog Code」は、パッシブEQのサウンドとレスポンスを忠実にデジタル化したプラグイン。SPL社のプログラマーが手がけたこれまでで最も複雑なアルゴリズムが採用されているという。

オリジナルの実機同様、この「Passeq」プラグインも単体ユニットとしては最も緻密なパッシブ・フィルタ・ネットワークで構成されており、各チャンネルには72個のコントロール・フィルタが3バンドで搭載。全フィルタ間の相互作用を考慮してプログラムされており、入力および出力の両トランス回路も同様にエミュレートすることができる。

グラフィカル・ユーザーインターフェースは2種類を用意。一つは標準的なデュアル・チャンネル・ビューで、もう一つは省スペースなシングル・チャンネル・ビューとなっている。特に注目すべきは、信号のMid成分とSide成分を分離して処理できる切替可能なM/Sモードを有しているところだ。 国内販売価格は17,850円で、日本語マニュアル同梱のパッケージ製品は12月中旬頃の発売予定となっている。

◆Passeq Analog Code
価格:17,850円
発売日:2010年12月中旬ごろ

◆プレスリリース
◆SPL
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報