マリーン、全盛期のフュージョン名曲をセルフカバー
1980年代にジャズ・フュージョン歌手として活躍したマリーンが、自身のヒット曲をカバーしたアルバム『initial』をリリースした。
マリーンはここ数年「自分のヒット曲をもう一度アルバムで歌いたい」とずっと思っていたという。しかしこれは自分にとっても大きなチャレンジ。大ヒットしたオリジナル楽曲の完璧さ、そしてその記憶がファンのなかに鮮明に刻み込まれていることで、失敗は大きな裏切りにもなってしまうからだ。
しかし、プロデューサー安藤正容(T-スクエア)とアレンジャーの安部潤と強力なタッグを組むことで克服し、今回のアルバムとなった。
安藤は、アイドルとしてデビューしたマリーンのフュージョン転向のキッカケを作った人。そして安部は、高校時代からずっとマリーンのファンだったという。2人は、80年代の名曲を“今の時代に合った質感”で蘇らせるということに注力した。
この『initial』で聴けるマリーンのヴォーカルは、全盛期と比較しても、まったく色あせない魅力を誇っている。当時と変わらぬ新鮮さ、そして声が衰えるどころか、反対に声域が広がり、さらに磨きがかかった。ゼロから曲を再構築し楽曲に新たな命を与えるため、ヴォーカル・ディレクターにTOKUを迎え、細部に至るまでコダワリ抜いて唄うことを心がけたのだという。
ファンにとってさらにうれしいことには、T-スクエアに在籍した則竹裕之や和泉宏隆、そしてカシオペアの野呂一生なども参加し、強力なバックサウンドを作り上げている。
80年代を懐かしがっているだけではなく、いまじゃないと唄えないことを重視。さらに魅力の増した楽曲の数々は聴きごたえ抜群の出来に仕上がった。
写真:加納典明
『initial』
SICL-247 ¥2,940(tax in)
1.ESP
2.ホワット・キャント・スピーク・キャント・ライ
3.マジック
4.ラヴィング・ユー
5.スキンドゥ・レ・レ
6.ピープル
7.サマー・ナイツ
8.デジャ・ヴ
9.カム・フライ・ウィズ・ミー
<『initial』リリースライヴ>
5月7日 ブルーノート名古屋
5月24・25日 ブルーノート東京
6月2・3日 ビルボード大阪
7月31日 札幌シティ・ジャズ(フェス参加)
◆マリーン レーベルサイト
マリーンはここ数年「自分のヒット曲をもう一度アルバムで歌いたい」とずっと思っていたという。しかしこれは自分にとっても大きなチャレンジ。大ヒットしたオリジナル楽曲の完璧さ、そしてその記憶がファンのなかに鮮明に刻み込まれていることで、失敗は大きな裏切りにもなってしまうからだ。
しかし、プロデューサー安藤正容(T-スクエア)とアレンジャーの安部潤と強力なタッグを組むことで克服し、今回のアルバムとなった。
安藤は、アイドルとしてデビューしたマリーンのフュージョン転向のキッカケを作った人。そして安部は、高校時代からずっとマリーンのファンだったという。2人は、80年代の名曲を“今の時代に合った質感”で蘇らせるということに注力した。
この『initial』で聴けるマリーンのヴォーカルは、全盛期と比較しても、まったく色あせない魅力を誇っている。当時と変わらぬ新鮮さ、そして声が衰えるどころか、反対に声域が広がり、さらに磨きがかかった。ゼロから曲を再構築し楽曲に新たな命を与えるため、ヴォーカル・ディレクターにTOKUを迎え、細部に至るまでコダワリ抜いて唄うことを心がけたのだという。
ファンにとってさらにうれしいことには、T-スクエアに在籍した則竹裕之や和泉宏隆、そしてカシオペアの野呂一生なども参加し、強力なバックサウンドを作り上げている。
80年代を懐かしがっているだけではなく、いまじゃないと唄えないことを重視。さらに魅力の増した楽曲の数々は聴きごたえ抜群の出来に仕上がった。
写真:加納典明
『initial』
SICL-247 ¥2,940(tax in)
1.ESP
2.ホワット・キャント・スピーク・キャント・ライ
3.マジック
4.ラヴィング・ユー
5.スキンドゥ・レ・レ
6.ピープル
7.サマー・ナイツ
8.デジャ・ヴ
9.カム・フライ・ウィズ・ミー
<『initial』リリースライヴ>
5月7日 ブルーノート名古屋
5月24・25日 ブルーノート東京
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◆マリーン レーベルサイト
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