故イアン・スチュワートのコンサートでザ・ローリング・ストーンズ集結

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木曜日(3月9日)ロンドンのAmbassadors Theatreで、“6人目のザ・ローリング・ストーンズ”こと故イアン・スチュワートのトリビュート・コンサートが開かれ、ストーンズのチャーリー・ワッツ、ロニー・ウッド、そして元メンバーのビル・ワイマンとミック・テイラーが共演した。

すでにお伝えしたとおり、英国人のピアノ・プレイヤー、ベン・ウォーターズがこの春、スチュワートに捧げるアルバム『Boogie 4 Stu』をリリースする。それに先立ち開かれたコンサートだったが、収容人数500人弱という会場での貴重なライヴ・パフォーマンスとなった。

アルバムはミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドのほか、ビル・ワイマンが参加したことでも話題になっているが、この夜はジャガー&リチャーズの出演はならなかったものの、ストーンズのメンバー4人が集まり、スチュに敬意を表した。

コンサートには彼らのほか、元シンプリー・レッドのシンガーで、最近フェイセズのリユニオンにも参加したミック・ハックネル、ジュールズ・ホーランド、Shakin' Stevensらもゲスト出演している。

“スチュがいなかったらストーンズは解散してたかも”ともまで言わしめたスチュワート。みんなに愛された彼に相応しい、ホーム・パーティーのようなにぎやかで和気あいあいとしたパフォーマンスが繰り広げられた。

『Boogie 4 Stu』はワード・レコーズより3月30日に日本先行発売される。

Ako Suzuki, London
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