【D.W.ニコルズ・健太の『だからオリ盤が好き!』】 第18回 遂に決着!?『南十字星』真のオリジナル盤
ところがあるとき、変わったものに出会いました。レコードはもう聴かないという友人がくれたレコードの中に『南十字星』があったのですが、裏ジャケットを見てみると、左下に小さく「FOR EXPORT ONLY」という凹凸の刻印がされています。輸出専用ということでしょうか。おっ! と思いました。これは今まで見たものとは違うぞ、と。
ドキドキしながらまずはジャケットとインナーから入念にチェックしましたが、その「FOR EXPORT ONLY」の刻印があること以外、僕が持っていた他のUS盤とまったく違いはありませんでした。そして気になる盤の方はというと、こちらも残念ながら(1)や(2)と同じ、よく見かける普通のオレンジ・キャピトルレーベルでした。マトリクスもZ6/Z6というごく平凡なもの。聴き比べてみましたが、聴感的にもやはり(1)(2)と違いはありませんでした。
「FOR EXPORT ONLY」の刻印を見たときにはドキッとしましたが…結局はその刻印があるだけで、あとは何の変哲もないオレンジ・キャピトル盤と一緒だったわけです。
この記事の関連情報
マーティン・スコセッシ監督、ロビー・ロバートソンの追悼公演を開催
<下北沢にて'23>第4弾出演アーティスト発表、<TENJIN ONTAQ>コラボステージも
マーティン・スコセッシ監督、ロビー・ロバートソンを追悼「僕の友人、アドバイザーだった」
ザ・バンドの創設メンバー、ロビー・ロバートソン、死去
D.W.ニコルズ、4年ぶりの新作『EVERGREEN』を8月8日にリリース
D.W.ニコルズ、C.W.ニコルの森で制作した楽曲をリマスター配信
D.W.ニコルズ、2020年春までの活動休止を発表
『DI:GA ONLINE』にて、アーティスト直筆年賀状プレゼント企画実施中。ZIGZO、Psycho le Cému、メトロノーム、神宿、Rayflowerら参加
ロビー・ロバートソン、8年ぶりのアルバムのリリースが決定