リサ・プレスリー、マイケル・ジャクソンが亡くなる日に嫌な予感

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1990年代、マイケル・ジャクソンと結婚していたエルヴィス・プレスリーの娘、リサ・マリー・プレスリーは、マイケルが亡くなった日、不思議な体験をしたそうだ。悲報を聞く前だというのに、理由もなく涙が止まらなかったという。

『Oprah Winfrey』に出演したリサはこう話している。「あんな奇妙な日は初めてだったわ。1日中、泣いてたの。そんなこと、普通ないわ。食事も喉を通らず、夕食の間ずっと泣いてたの」「主人に言ったのよ。“どうしてだかわからないけど、涙が止まらない”って」

その直後、マイケルの悲報が届いたそうだ。「それから1時間して、友人から聞いたの。携帯に“大丈夫?”っていうメッセージが届き始めて。ジョン・トラボルタが最初の1人だったわ。“大丈夫か?”っていうメッセージを受け取って、“本当のことなの?”って」。彼女はショックのあまり、床に倒れこんでしまったという。

リサはいままで、マイケルの死について話すのを拒んできたという。本当は愛されていなかったのではないかとの疑問がトラウマとなり、マイケルや彼との結婚生活についてうまく話せなかったという。「彼に対してすごく怒っていたの。あれだけ仲がよかったのに、ある時点で急に突き放されたんだから」

しかし、彼の死から1年半が経過し、その期間いろんなことを考えた上で「今はこれまで以上に彼のことを理解していると思う。今は(怒りではなく)理解を持って、彼のことを話せる」ようになったという。

リサは「わたしは彼を救うことができたかもしれない――そんなの甘い考えだってわかっている。でも、そうしたかった。電話をしてたら、彼のこと無視するの止めていたら、ただ“元気?”って聞くだけでもよかった。なにもしなかったことを本当に後悔しているわ」

リサとマイケルは1994年に結婚、2年後の1996年に離婚した。

Ako Suzuki, London
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