元ステレオフォニックス、スチュワート・ケーブルの死因が明らかに

ポスト
2010年6月、自宅で亡くなっているのが発見されたステレオフォニックスの元ドラマー、スチュワート・ケーブルの死因が明らかになった。急性アルコール中毒により、自らの嘔吐物を喉に詰まらせたのが原因だったという。

ケーブルは7月7日の早朝、キッチンの床で倒れているところをガールフレンドによって発見されたが、彼はその3日前から飲み続けていたそうだ。

警察の発表によると、ケーブルは4日の夜から飲み始め、翌日、ラジオ番組の仕事を終えた後、パブや家で朝まで飲酒。(6日の)昼過ぎに目覚めると、またパブへ戻ったほか、夜中、帰宅してからもさらに飲み続けていたという。警察のスポークスマンは「スチュワートは酩酊していたが、冷蔵庫からウォッカのボトルを出し、さらに飲み始めたようだ」と話している。

ケーブルのガールフレンドは翌朝5時過ぎに、キッチンで嘔吐物にまみれ倒れているケーブルを発見、外に出て助けを求めた。通りかかった車が偶然、ケーブルの従兄弟が運転するもので、彼は救急車が到着する前にケーブルを蘇生させようと試みたもののかなわなかったという。

法医学者は、死因を急性アルコール中毒が原因の、嘔吐物による窒息死と発表した。

まだケーブルの死を受け入れることができないという家族。そして地元の警察も「スチュワートは、この地域で最も有名な人物だったというだけでなく、多くの人から愛されていた。地元の人間は彼を誇りに思っていた」とその死を哀悼した。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報