ステレオフォニックス、未だスチュアート・ケーブルのことが頭から離れず

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ステレオフォニックスのメンバーは、昔の曲を聴くと未だにスチュアート・ケーブルのことを思い出すという。バンドは、6月に友人と大酒を飲んだ後に死亡したオリジナル・ドラマー、スチュアート・ケーブルの死を、未だ懸命に受け入れようとしている状態だ。リチャード・ジョーンズは「ツアーにまた出て昔の曲を演奏したり、聴いたりするとね。先週も、誰かが「ユー・ガッタ・ゴー・ゼアー・トゥー・カム・バック」をかけていて、スチュアートのドラムパートをただ聴いていたんだけど、また辛くなったよ」と語っていた。

◆ステレオフォニックス画像

フロントマンであるケリー・ジョーンズは、スチュアートとは袖を分けながらも常に連絡は取っており、現在はこの悲劇を乗り越えるためにスチュアートの家族を応援しているのだという。<ヴァージン・メディア・V・フェスティバル>にて、アブソルート・ラジオに対してケリーは「スチュアートは、これまでと同様にいつでも俺達と一緒にいるよ。それにここ5、6年はたくさん話をしていたんだ、彼が亡くなるまでね。俺達はスチュアートの家族、それから彼女と連絡を取り続けているし、たぶん彼らは俺達と話をすることで気が楽になっていると思うんだ。当たり前だけど、俺達も家族と同じぐらいスチュアートとは本当に親しい関係だったからね。時々スチュアートを追悼しているのなんかを見ると、変な気分だよ」と語った。

ステレオフォニックスのファーストアルバム『ワード・ゲッツ・アラウンド』と『パフォーマンス・アンド・カクテルズ』は特別編集されたボックスセットとして再リリースされることになっており、バンドは今週ロンドンでそれを祝う為の特別な2公演を行なうことを発表している。

10月17日、バンドは『ワード・ゲッツ・アラウンド』を全曲演奏し、10月18日には同じく『パフォーマンス・アンド・カクテルズ』を全て演奏する。2公演とも会場はロンドンのハマースミス・アポロで行なわれる。

BANG Media International
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