エアロスミス「タイラーをステージから落下させたのはわざとではない」

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エアロスミスのフロントマン、スティーヴン・タイラーが火曜日(8月17日)トロントで公演中、ギタリストのジョー・ペリーとぶつかりステージから落ちた。ネットに出回った映像ではペリーがタイラーを押したようにも見えるが、バンドのスポークスマンは単なるアクシデントでわざとではないと話している。

タイラーがオーディション番組『American Idol』の審査員になることで再びメンバー間に妙な緊張感が走っていると噂されるときだけに、「ジョー・ペリーの嫌がらせ?」ととれないこともないが、バンドのスポークスマンはTMZ.comでこう弁明している。「ジョーは、スティーヴンをわざとステージから突き落としたのではないとファンに知ってもらいたいと思ってます。彼はジェントルマンです」

ファンが撮影した映像では、キャットウォークでギターをプレイ中のペリーにタイラーが軽くヒップ・バンプ。ペリーがそのお返しをしたところ、軽いタッチだったにもかかわらず、タイラーがバランスを崩し客席に落下したように見える。ペリーはタイラーが落ちるところをクールに見ていたものの、その後、ステージに戻るのに手を貸している。

タイラーが『American Idol』の審査員になるかのどうか、まだ正式な発表はなされていない。エアロスミスのメンバーは、タイラーが審査員になること自体には反対していないものの、ツアー等、バンドの活動に支障をきたすのではないかと危惧しているといわれている。

Ako Suzuki, London
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