ライヴイベント＜MUSIC MAGIC vol.01＞、熱戦

6月8日（火）、マイスペースとLOW IQ 01が送るライヴイベント＜MUSIC MAGIC vol.01＞が渋谷 O-WESTで開催された。

◆ライヴイベント＜MUSIC MAGIC vol.01＞画像

LOW IQ & THE BEAT BREAKERの対バンはLOW IQ 01自身がセレクトしたHAWAIIAN6。フェスを除くと意外にも初対バンとなる両者。ライブハウスシーンで確固たる地位を築いている両バンドの対決、当然ながらチケットは早々とソールド・アウト、会場には大勢のキッズが詰めかけた。

＜MUSIC MAGIC vol.01 06.08 ＠Shibuya O-WEST＞オフィシャルレポ

LOW IQ 01とMySpace Japanがプレゼンターとして企画された新たなライブ・イベント＜MUSIC MAGIC＞、その記念すべき第一回が渋谷O-WESTにて開催！イッチャン＆ツネ（恒岡 章）のBEAT BREAKERと相対するのは、昨年リリースされたアルバム『HELLO! LOW IQ 01』において「WAY IT IS」をカバーし痛快なリスペクトを捧げたHAWAIIAN6！　フェスを除くと意外にも初対バンとなる両者。当然ながらチケットは早々とソールド・アウト、WESTには会場前から大勢のキッズが詰めかけた。

先鋒はHAWAIIAN6。登場するなりTORU（B）はステージ前でオイ・コールをあおり、「お元気ですかシブヤ～!?」とHATANO（Dr）が呼びかければ目一杯に腕を突き上げて応えるキッズ（ドエラい歓声！）。そして、「Star fall on our hands tonight」→「Revolutions」と爽快なブライト・ナンバーで畳み掛け、フロアにいくつもの笑顔を広げる。最高の幕開けだ。

続けて「Church」「THE LIGHTNING」と熱情的なマイナー・コードで切り込み、YUTA（G&Vo）は何かを求めるように天に手を掲げ、早くも汗まみれでエモーションを炸裂させる。

「いやぁ、2階席はいいけど下の方は汗臭くてしょーがない（笑）。今日は市川くんに誘ってもらってね、お酒を通じて仲良くなれたらと思ってます」とHATANO。そして、イッチャンのカバー「WAY
IT IS」もプレイ！「原曲がまったくわからないと言われた」（HATANO）そうだが、まぁ確かにその通りなんだけど（笑）、音を鳴らすからには生き血を注いで自らの一部としないわけにはいかない、HAWAIIANの深い業と音楽愛を感させた。再びMCでHATANO、「俺、恒岡章って世界でいちばん好きなドラマーなわけよ。で、初めて対バンさせてもらって、最高だよな？可能性を広げてくれる先輩がいてホント幸せです、ありがとうございます！　この魔法のような夜に…」とキラー・チューン「Magic」投下！フロア一面に笑顔が咲きほこり、ライブの熱は最後まで上昇曲線を描き続けたのだった。

時刻は20時30分、いよいよイッチャンの出番だ。揃いの浴衣姿で現れたイッチャンとツネ、ドラム・セット越しにガッチリ握手を交わして一気呵成に「DON'T MEAN NOTHING」へ！　『The Very Best of PIZZA OF DEATH II』のオープンニングを飾った爆走チューンで瞬時にWESTを発熱させる。続く「LITTLE GIANT」では「♪ナーナーナナナーナーッ！」と盛大なシンガロングを沸き起こし、「五日はまた雪」でも熱烈なオイ・コールが勃発。華麗にターンを決めながらギターを掻き鳴らすイッチャン、軽快かつタイトなドラミングを繰り出すツネとのコンビネーションもバッチリだ。「楽しいですね～。気分は先取り、夏祭りですよ今日は！HAWAIIAN、最高だったでしょ？接点ないように見えるけど、去年はトリビュートに参加してもらったし、今回はガチンコでやってみようかなって。HAWAIIANって、どっちかっつうとFBY（FRONTIER BACKYARD）と仲良いのよ。ってことは、親戚みたいなもんでしょ??」と場内を笑わせるイッチャン。「よく“スイッチ入る”って言うけど、僕ね、もともとスイッチ入ってんすよ！ハッハハハ！」、「今、TORUちゃんより高い声出た！」とMCも舌好調。中盤以降も「LOW IQ & THE BEAT BREAKER」→「F.A.Y.（Fight Against Yourself）」→「SO EASY」とアグレッシブに畳み掛けていくのだった。

とにかくこの夜はイッチャン自身が楽しみまくっていて、ステージ袖で見ていたHATANOに「打ち上げでイイ話しようね～、今後のロックの話しようね～。って、なに笑ってんだOKB！（笑）」と実にフランク。こんな飾らないイッチャンが見られるのも＜MUSIC MAGIC＞ならではと言えるだろう（当イベントについて、「気持ちは仲間、音はケンカ！」と名言出ました！）。アンコールにも応え、再登場したイッチャンは何と黒づくめのベストにスリム・ジーンズと80'sハードロック・ルック！（予想外だったけど、めっちゃお似合いでした！）。「逆に、HAWAIIAN6にリスペクトを込めて…」と本家の「WAY IT IS」を熱演。さらにダブル・アンコールでは即興で「NEW LIFE」（イエス、ハイスタ！）をプレイ、さらに「WHAT'S BORDERLESS?」→「SUPER STUPID II」と連射。弾けるような大フィーバーのなか、＜MUSIC MAGIC＞は幕を閉じたのだった。

果たして次回（9月9日に開催決定）はどんな熱戦が繰り広げられるのか…前のめりで続報を待たれよ！

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