アイアン・メイデン、新曲を無料ダウンロード
アイアン・メイデンは、2010年の晩夏発売とされていたニュー・アルバム『ファイナル・フロンティア』(原題:THE FINAL FRONTIER)の詳細を6月8日に発表、2010年8月16日にイギリス及び世界各国で(アメリカでは8月17日、日本では8月18日)にリリースされることが明らかとなった。同時にメルヴィン・グラントによるアートワーク、収録曲目も公開された。
◆「エル・ドラド」完全試聴
と同時に、新作からの1曲「エル・ドラド」(原題「EL DORADO」)が、全世界で無料デジタルMP3ダウンロードできるスペシャル企画がスタート。アイアン・メイデンの海外オフィシャル・サイトで公開された。未だアクセスが殺到しており、サイト・アクセス不能状態が続いているが、ぜひゲットを。
「「エル・ドラド」は来たるスタジオ・アルバムのプレヴューだ。我々は<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー>のセットリストにこの曲を入れるつもりだから、ファンのみんなに感謝し、『ファイナル・フロンティア』の雰囲気に浸ってもらうために、ツアー直前そしてアルバム・リリース以前にこの曲を贈ろうと思った」──ブルース・ディッキンソン
2010年初頭、バンドはメイデンを長年手掛けてきたプロデューサーのケヴィン“ケイヴマン”シャーリーと、バハマのナッソーにあるコンパス・ポイント・スタジオで、アルバムのレコーディングのために再び集結し、その後ロサンゼルスに移動してレコーディング及びミキシングを終えたという。コンパス・ポイント・スタジオはバンドにとって非常に馴染みのある場所で、4thアルバム『頭脳改革(Piece Of Mind)』(1983年)、5thアルバム『パワースレイヴ(Powerslave)』(1984年)そして6thアルバム『サムホエア・バック・イン・タイム(Somewhere In Time)」(1986年)をレコーディングしたスタジオである。
またブルースは「このスタジオには1983年と全く同じヴァイブがあり、何も変わっていなかった!隅の壊れたシャッター…同じカーペットに至るまで…全てが。本当にまるで幽霊のしわざの様に。だが、こんな風に慣れ親しみ、良く整えられた環境で全員が非常にリラックスできたし、個人的にも、それがアルバムのプレイや雰囲気に表れていると思う」と語っている。
1980年4月に発売された彼らの代名詞であるデビュー・アルバム『鋼鉄の処女(Iron Maiden)』から30年を経て、アルバム『ファイナル・フロンティア』はメイデンの通算15作目のスタジオ・アルバムになり、過去30年間にわたり、平均2年毎に新作を発表し、この間にトータル8,000万枚を超えるアルバム・セールスという驚異的な記録を打ち立てた。
<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー>は6月9日のダラスを皮切りに、アメリカ合衆国及びカナダ主要25都市での公演が決定しており、合計35万人以上のファンを前にプレイされる予定となっている。その後もツアーはヨーロッパへと続き、7月30日のアイルランド・ダブリンそして主要なフェスティヴァル数公演とスタジアムで行なわれ、ルーマニア・トランシルヴァニア公演を挟み、8月21日にスペイン・ヴァレンシアで一旦終了する予定だ。
「メンバー全員がこのツアーを本当に心待ちにしている。ファンには最新のステージ・プロダクションと照明をきっと気に入ってもらえると思うし、我々も新作収録曲の中から“エル・ドラド”をライヴ・デビューさせるつもりだ。テキサスのメイデン・ファンは、このナンバーを世界のどこよりも早くライヴで聴くことになるから、彼らの反応が、公演当日のオーディエンスにどんな風に受け止められるかが興味深い!エディは、このツアーのためにほんの少しだけ変貌を遂げたが、これまでで最も凶暴になっているかもしれない…サプライズを奪いたくないから、彼のことを話し過ぎないようにしないとならないが、彼が君を恐怖の底に誘うことは保証する」──スティーヴ・ハリス
衰えを見せぬ重鎮アイアン・メイデン。今作は10曲ながらトータルタイムが76分35秒にも及ぶ、大作が軒を並べる。もっとも短い曲で4分29秒、5分台の作品も2曲のみで、残り7曲は全て6分以上、ラストを飾る「When The Wild Wind Blows」にいたっては10分59秒もの作品だ。メイデン節が、濃密に熟成していることだろう。
<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー>もブルース・ディッキンソン操縦によるエドジェットが世界を飛び回るのであろうか。
『ファイナル・フロンティア』
2010年8月18日発売
1. Satellite 15.....The Final Frontier
2. El Dorado
3. Mother Of Mercy
4. Coming Home
5. The Alchemist
6. Isle Of Avalon
7. Starblind
8. The Talisman
9. The Man Who Would Be King
10. When The Wild Wind Blows
◆アイアン・メイデン日本オフィシャルサイト
◆アイアン・メイデン海外オフィシャルサイト
◆「エル・ドラド」完全試聴
と同時に、新作からの1曲「エル・ドラド」(原題「EL DORADO」)が、全世界で無料デジタルMP3ダウンロードできるスペシャル企画がスタート。アイアン・メイデンの海外オフィシャル・サイトで公開された。未だアクセスが殺到しており、サイト・アクセス不能状態が続いているが、ぜひゲットを。
「「エル・ドラド」は来たるスタジオ・アルバムのプレヴューだ。我々は<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー>のセットリストにこの曲を入れるつもりだから、ファンのみんなに感謝し、『ファイナル・フロンティア』の雰囲気に浸ってもらうために、ツアー直前そしてアルバム・リリース以前にこの曲を贈ろうと思った」──ブルース・ディッキンソン
2010年初頭、バンドはメイデンを長年手掛けてきたプロデューサーのケヴィン“ケイヴマン”シャーリーと、バハマのナッソーにあるコンパス・ポイント・スタジオで、アルバムのレコーディングのために再び集結し、その後ロサンゼルスに移動してレコーディング及びミキシングを終えたという。コンパス・ポイント・スタジオはバンドにとって非常に馴染みのある場所で、4thアルバム『頭脳改革(Piece Of Mind)』(1983年)、5thアルバム『パワースレイヴ(Powerslave)』(1984年)そして6thアルバム『サムホエア・バック・イン・タイム(Somewhere In Time)」(1986年)をレコーディングしたスタジオである。
またブルースは「このスタジオには1983年と全く同じヴァイブがあり、何も変わっていなかった!隅の壊れたシャッター…同じカーペットに至るまで…全てが。本当にまるで幽霊のしわざの様に。だが、こんな風に慣れ親しみ、良く整えられた環境で全員が非常にリラックスできたし、個人的にも、それがアルバムのプレイや雰囲気に表れていると思う」と語っている。
1980年4月に発売された彼らの代名詞であるデビュー・アルバム『鋼鉄の処女(Iron Maiden)』から30年を経て、アルバム『ファイナル・フロンティア』はメイデンの通算15作目のスタジオ・アルバムになり、過去30年間にわたり、平均2年毎に新作を発表し、この間にトータル8,000万枚を超えるアルバム・セールスという驚異的な記録を打ち立てた。
<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー>は6月9日のダラスを皮切りに、アメリカ合衆国及びカナダ主要25都市での公演が決定しており、合計35万人以上のファンを前にプレイされる予定となっている。その後もツアーはヨーロッパへと続き、7月30日のアイルランド・ダブリンそして主要なフェスティヴァル数公演とスタジアムで行なわれ、ルーマニア・トランシルヴァニア公演を挟み、8月21日にスペイン・ヴァレンシアで一旦終了する予定だ。
「メンバー全員がこのツアーを本当に心待ちにしている。ファンには最新のステージ・プロダクションと照明をきっと気に入ってもらえると思うし、我々も新作収録曲の中から“エル・ドラド”をライヴ・デビューさせるつもりだ。テキサスのメイデン・ファンは、このナンバーを世界のどこよりも早くライヴで聴くことになるから、彼らの反応が、公演当日のオーディエンスにどんな風に受け止められるかが興味深い!エディは、このツアーのためにほんの少しだけ変貌を遂げたが、これまでで最も凶暴になっているかもしれない…サプライズを奪いたくないから、彼のことを話し過ぎないようにしないとならないが、彼が君を恐怖の底に誘うことは保証する」──スティーヴ・ハリス
衰えを見せぬ重鎮アイアン・メイデン。今作は10曲ながらトータルタイムが76分35秒にも及ぶ、大作が軒を並べる。もっとも短い曲で4分29秒、5分台の作品も2曲のみで、残り7曲は全て6分以上、ラストを飾る「When The Wild Wind Blows」にいたっては10分59秒もの作品だ。メイデン節が、濃密に熟成していることだろう。
<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー>もブルース・ディッキンソン操縦によるエドジェットが世界を飛び回るのであろうか。
『ファイナル・フロンティア』
2010年8月18日発売
1. Satellite 15.....The Final Frontier
2. El Dorado
3. Mother Of Mercy
4. Coming Home
5. The Alchemist
6. Isle Of Avalon
7. Starblind
8. The Talisman
9. The Man Who Would Be King
10. When The Wild Wind Blows
◆アイアン・メイデン日本オフィシャルサイト
◆アイアン・メイデン海外オフィシャルサイト
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