[クロスビート取材こぼれ話] ザ・ホットラッツ

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スーパーグラスのギャズ・クームスとダニー・ゴフィーが、ミック・クイン(Dr)の脊椎骨折で療養中に始めたカヴァー・バンド、ザ・ホットラッツ。2人揃ってのインタビューとなったこの日の現場は、音楽以外のことにフォーカスした内容もあって、陽気な彼ららしいムードが印象的な取材になった。

取材部屋に入ると早速笑顔で出迎えてくれた2人は、とにかく息がぴったり。お互いにジョークを交えつつ軽快に言葉のキャッチボールを続けるものだから、聞いている方もついつい引き込まれてしまう。ギャズは基本的にインタビューに集中。ダニーは時おり煙草を吸いながら、手渡した本誌をパラパラ閲覧。通訳さんが喋っている間も、気になったページがあればこちらにちらっと見せてくる。

そうこうしながらも、話題はジョークの応酬、ちょっと真面目な音楽の話、気になる私生活の話などに及び、気取ったりせず素直な回答をバシバシぶつけてくれる。キャリアを経たベテランならではの渋みが感じられる時もあれば、まるで子供のように無邪気な一面を見せる時もある。過去の名曲をソリッドなロックンロールに変換するこのプロジェクトの音楽性同様、場面によって様々な顔が見られて面白かった。

そのインタビュー記事も掲載された現在発売中のクロスビート4月号では、彼らのサインを1名様にプレゼント。どしどし応募してほしい!

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