[クロスビート取材こぼれ話] 「デルフィック」
2010年のUK新人勢の中でも大きな期待を寄せられているマンチェスターの3人組、デルフィック。彼らのデビュー作『アコライト』は、一足先に発売されたイギリスでは初登場8位と好調な滑り出しを記録。1月27日にはいよいよ日本でもデビューを果たす。
本誌3月号に掲載したインタビューが行なわれたのは、渋谷のとあるカフェ。現場に向かうと3人は既にリラックスした様子で、デヴィッド・ボウイの話題で盛り上がった後すぐに取材モードになった。
彼らはとにかく好青年。通訳さんに質問を伝えている時も聞き慣れない日本語に興味津々で、実際話していても本当に楽しかった。だが何より面白かったのは、読者プレゼント用にもらったサイン(写真)で、実はかなりの力作になっている。
まずはドーンと上部に書かれた「デルフィック」の文字。サインをお願いするなり「日本語でどう書くの?」と確認してすらすらと書き始めたのだが、実はかなり上手い。そこにマット・コックセッジ(G)が吸っていた煙草をジュッと押し付け、カフェのテーブルにあったシナモンを付けて「Cinnamon=✓、Ash=✗」という部分が完成。ついでに食べていたFRISKのケースで型を取って、等身大FRISKが完成した。
……という一連のお遊びに興じながらも、ロック・シーンや音楽性について熱く語る様子は真剣そのもの。そこからはデビュー作のリリースを控える彼らならではの真っすぐな視線と、この作品でシーンを席巻しようという強い意志とが感じられた。
去り際には3人が「実は靴がお揃いなんだ」と秘密を暴露。ああなるほど、サインに書いてある「靴×3」ってそういう意味だったんだなぁ、と思いながら取材終了となった。この力作サイン色紙をクロスビート読者1名様にプレゼント!応募はウェブ、もしくは現在発売中の最新号をチェック!
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