[クロスビート編集部員リレー・コラム] 編集長大谷編「グリーン・デイ」
グリーン・デイと日本のファンの絆についてはクロスビート3月号でお伝えしているが、ここではその密な関係を反映した日本のライヴ音源を紹介。
まず『爆発ライヴ2!』には1996年の東京公演を3曲収録。トレがヴォーカルの「ドミネイティッド・ラヴ・スレイヴ」もらしくていい。この原題「BowlingBowling Bowling Parking Parking」は日本ツアーのボウリング体験から取られ、『爆発ライヴ!+5』では同じライヴから「ホウェン・アイ・カム・アラウンド」が収められている。
『爆発ライヴ3!《日本列島篇》』は「ウォーニング」ツアーの2001年から福岡、仙台、大阪公演を収録。原題「Tune In, To-kyo...」はご愛敬、この時は「ウォーニング」の7曲を収め、ホーン・セクションを入れたバンドの最新地点を刻んでいる。『アメリカン・イディオット』をヴァージョン・アップした『アメリカン・イディオット+爆発ライヴ!~Tokyo篇』には、2005年の東京公演から同作の6曲を。組曲“ジーザス・オブ・サバービア”の壮大なスケールが圧倒的。そして、2009年の東京公演の「爆発ライヴ!~赤坂篇」は『21世紀のブレイクダウン』が中心になっている。
ここまで合計24曲の日本ライヴを発表しているが、ダブリは「バスケット・ケース」のみというのも凄い。それだけバンドが細心の注意を払って発表してきたのと同時に、彼らのライヴが充実していた証でもある。
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