マイ・ケミカル・ロマンス、新作はジューダス・プリースト＋ブレード・ランナー

マイ・ケミカル・ロマンスが、現在制作中のニュー・アルバムについて語った。『The Black Parade』（2006年）に続く4枚目のスタジオ・アルバムは、ジューダス・プリーストや映画『ブレードランナー』の影響を受けているそうだ。

Spinner.comから、すでにライヴで披露されている新曲「Death Before Disco」はジューダス・プリーストの「Living After Midnight」を思い起こさせると言われたジェラルド・ウェイはこう答えた。「プリーストの曲で1番気に入っているやつだよ」「ジューダス・プリーストはメタルだと思われている。でも、素晴らしいロックンロールだ」「Trans-AM」との仮タイトルがついた新曲では、さらにジューダス・プリーストの影響がみられるという。

さらに、映画『ブレードランナー』もニュー・アルバムのインスピレーションに一役買っているそうだ。「『ブレードランナー』それに『メイキング・オブ・ブレードランナー』を何度も見ている。リドリー・スコット（監督）には、本当にインスパイアされる」。「彼は、『スター・ウォーズ』を作ろうとしてたわけじゃない。それを憤慨する人もいたけど、彼には確固とした展望があった。俺たちバンドも、今回は確固とした展望を持っていると思う」

マイ・ケミカルロマンスは2月20日よりオーストラリア各地で開かれるSoundwaveフェスティヴァルに出演予定。ジェラルド・ウェイは、ニュー・アルバムは春にはリリースしたいと話している。

Ako Suzuki, London