U2のボノ、「金をもらい過ぎてるからチャリティを」

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音楽活動と並行しチャリティ活動にもいそしむU2のボノだが、これだけ慈善事業に打ち込む理由を「不相応なほどに金をもらい過ぎている」と感じているからだと話した。

その総資産額4億ポンド(約600億円)ともいわるボノは、チャリティ・ブランド(Red)とナイキがタイアップした<Lace Up. Save Lives>キャンペーンの発表記者会見でこう話した。「俺はラッキーだし、自分のやっていることに対し報酬をもらい過ぎてる。だから、自分の時間と資産を捧げたいんだ。でも、俺はリッチなロック・スターだからね、撃っていいよ!」

「俺のことを批判するのは構わない。彼らが少しでも(チャリティに)一役買ってるんなら。このキャンペーンで俺は、みんなの懐から金をくれって頼んでるんじゃない。大企業の懐から金を出すよう協力してくれって言ってんだ。理解されてるか、わからないけど」。

<Lace Up. Save Lives>キャンペーンでは、ナイキが特製の赤いシューレースを販売。収益金は、HIVの支援活動へ寄付される。発表記者会見には、このキャンペーンに賛同するディディエ・ドログバ、ジョー・コール、アンドレイ・アルシャヴィン、マルコ・マテラッツィ、ソル・ギヒョンらサッカー選手も出席した。

Ako Suzuki, London
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