フェイセズ、ロッド・スチュワートの代わりのシンガーを迎え、ツアー?

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10月、ロンドンで開かれたチャリティ・イベントでワンオフのリユニオンを果たしたフェイセズが、来春、ツアーを計画しているそうだが、10月同様、フロントマンのロッド・スチュワート抜きで行なう可能性が高くなってきた。スチュワートはさんざん待たせたあげく、リユニオンへの参加を拒否したという。

キーボードリストのイアン・マクレガンはBillboard.comにこう明かした。「早くやらなきゃ、誰かがくたばっちまう。俺、もう64なんだぜ! 俺ら、ロッドがイエスっていうのを待って待って待ちまくった。それがどうだ、ついにノーって言いやがったんだ。ほかのことで忙しいってよ」

スチュワートは2010年、ニュー・アルバム『Soulbook』のツアーを計画しているそうだ。フェイセズのツアーをやる気満々のマクレガンは、それが終わるのを待っていられないらしい。「(スチュワートが)いたほうがいいかもしれないが、どちらでもいい。俺はプレイしたいんだ」

肝心のスチュワートに代わるシンガーだが、ロンドンのイベントで共演したシンプリー・レッドのミック・ハックネルが最有力候補に挙がっているらしい。また一部報道では、故ロニー・レーン(B)の代わりにセックス・ピストルズのグレン・マトロックが参加するのではとの話も出ている。ロンドンのイベントでは、元ローリング・ストーンズのビル・ワイマンがプレイしたが、彼は飛行機が嫌いなため難しいのではないかというのがその理由だ。それにマクレガンは、マトロックをこう評価している。「彼はロニー・レーンがきっかけでベースを弾き始めたんだ。ロニーのリックを知り尽くしてるし、彼のことをリスペクトしてる」

いずれにせよ、「ロニー(・ウッド)、ケニー(・ジョーンズ)、俺は変わりない」という。ツアーの具体的な日程はまだ明らかにされていない。

Ako Suzuki, London
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