声の出ないTOSHIに代わり、MASAYAがステージ・パフォーマンス

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すでに各方面で報道されているとおり、現状TOSHIは体調を崩し、極度の肋間神経痛を患っているという。同時に声が出なくなる状態になり、しばらくの療養が必要の状況だ。近い将来必ず復帰するとの強い意思をブログでも綴っているTOSHIだが、やはりいくつかのスケジュールはキャンセルし、出演できない状況が続いている。

◆声の出ないTOSHIに代わり、MASAYAがステージ・パフォーマンス ~写真編~

そんな中で、TOSHIのプロデューサーであり絶大なる信頼を寄せるパートナーでもあるMASAYAが、TOSHIの代わりにMASAYAがステージへ立ち、パフォーマンスを行なうというサプライズが起きた。

1995年「遥かなる道」のリリース以来、ヒーリング音楽の先駆けとして、TVドキュメンタリー番組のテーマ/BGM/CMソングなどさまざまなシーンで美しい旋律を提供してきたMASAYAだが、最近ではプロデューサーとしての活動に移行し、表舞台にはあえて立たずソングライターとして裏方に徹していた。そのMASAYAがシンガーとしてステージに立ったのは、なんと15年ぶりのこととなる。

MASAYAは「こんなことがなかったら、二度とステージに上がらなかったかもしれない。TOSHIの代わりになるかわからないが、担えるところは担いたい」と語り、ステージに立った。

とある自然の美しい田舎町で行なわれたコンサートでは、それまでの豪雨がまるで今回の新しい門出を祝うかのように、MASAYAがステージに立つと同時に一転して晴れ間をみせた。

MASAYAは、TOSHIの持ち歌である自身が作詩作曲の「雨の中のあの日の僕」と「愛の詩をうたいたい」を披露し、思いがけない主役の交代にもかかわらず、その場に居合わせたオーディエンスを魅了、それまでおしゃべりが尽きなかった子供たちさえも歌が始まるとしんと静かに歌を聴く姿が印象的だった。

終了後、オーディエンスからは「WANKUさんとMASAYAさんの熱いパフォーマンスとトークで癒しの空間が出来上がって、とても癒されました」「TOSHIさんの代役としてではなくご自分の作品をぜひ観客の皆様に伝えてください」「TOSHIがなんでMASAYAさんの歌が好きになったのか分かりました」といった、喜びと満足の声が挙がっていたようだ。

12月19日に予定されている品川ステラボールでのTOSHIのコンサートでは、おじさんでもTOSHIの代役となって頑張るとコメントしているMASAYA。それまでにTOSHIが無事復帰するのか…、はたまたMASAYAによるおじさんのロックが炸裂するのか、どちらにしても、大きな注目を浴びることになりそうだ。


◆TOSHIオフィシャルサイト
◆MASAYAオフィシャルサイト
◆WANKU -守谷 香-オフィシャルサイト
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