全国のラジオ局が注目する2009年最高の洋楽新人、ママズ・ガン

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全国のFM、AMラジオ局34局が次々パワープレイに選出し、各地で「こんな音楽を待っていた!」「今年最高の洋楽新人!」と囁かれているなど、10月のアルバムデビューを前ににわかに話題沸騰中なのが、UKからのニューバンド、ママズ・ガンだ。

◆話題のアルバム『ルーツ・トゥ・リッチーズ』のCD情報、試聴

ママズ・ガンとは、アフロヘアーなヴォーカルのアンディ・プラッツが率いる5人組。もちろんそのバンド名はエリカ・バドゥの名盤『ママズ・ガン』が由来となっている。ヴォーカル、作詞、作曲、プロデュースなどすべてに関わるアンディは、コリーヌ・ベイリー・レイの大ヒットデビューアルバムにギターとして参加するなど音楽的キャリアも十分。そしてアメリカとイギリスを行き来しながら、故・マイケル・ジャクソンの「スリラー」などの作者として知られるロッド・テンパートンやホール・アンド・オーツのジョン・オーツ、そしてジャミロクワイのトビー・スミスなどとの交流、曲作りを経て、10月21日にリリースされるデビューアルバム『ルーツ・トゥ・リッチーズ』を完成させた。

70年代のモータウンサウンド、80年代のマイケル・ジャクソンを彷彿とさせるフレーズ、90年代のUK、ジャミロクワイやインコグニートなどに代表されるアシッド・ジャズの遺伝子。彼らの音楽は様々な年代の要素をまとめあげながら、21世紀のポップミュージックを形成する。前述のロッド・テンパートンをして「彼らのような才能があれば、ずっとやっていけるはずだ」と言わしめたポテンシャルも伊達ではない。

「僕らの音楽は、ファンクやソウルやブルース、ロックなど様々な要素を持つけれど、そのどれにも結びつかないものをやっている」── アンディ

すでにアルバムが発売されたUKでは、ラジオ局「BBCradio2」が5週間に渡ってパワープレイを行なうなど力強いサポートを獲得するとともに、ステージ・パフォーマンスではデ・ラ・ソウルからクレイグ・デイヴィッド、ラファエル・サディーク、KTタンストール、ローラ・イジボアといった名だたるアーティストたちとのツアーを敢行。ドイツでは5万人の前でライヴを披露と、ヨーロッパでの知名度はアルバムリリースを経て増すばかりだ。そしてここ日本でも、レコチョクとiTunes Storeで、この高まる前評判を受けて10月7日よりパワープレイ中の楽曲「ハウス・オン・ア・ヒル」などの先行配信を開始している。

“極彩色のファンキー・ポップ”を奏でるママズ・ガン。70年代、80年代、90年代、そして現代までの洋楽ポップミュージックに感化されたリスナーにとっては、懐かしくもあり、新しくもあり、おしゃれでもあり、クールでもある彼らの音はたまらない響きとして耳に届くことだろう。


●「ハウス・オン・ア・ヒル」をパワープレイするFM、AMラジオ局一覧
エフエム北海道(AIR-G')/エフエム岩手/エフエム仙台(Date fm)/エフエム東京(TOKYO FM)/エフエムインターウェーブ(Inter FM)/ニッポン放送(LF)/エフエムナックファイブ(NACK5)/エフエム群馬 (FM GUNMA)/エフエム富士(FM-FUJI)/福井エフエム放送(FM福井)/エフエムラジオ新潟(FM-NIIGATA)/長野エフエム放送(FM長野)/エフエム石川(HELLO FIVE)/エフエム愛知(FM AICHI)/レディオキューヴFM三重/FM802/Kiss-FMKOBE/α-STATION(エフエム京都)/関西インターメディア(FM COCOLO)/岡山エフエム放送(FM岡山)/広島エフエム放送(HFM)/エフエム山口(FMY)/エフエム山陰(V-air)/エフエム高知(FM高知)/エフエム愛媛(FM愛媛)/エフエム徳島(FM徳島)/エフエム香川(FM香川)/九州国際エフエム(LoveFM)/エフエム福岡(FM FUKUOKA)/エフエム大分(Air-RadioFM88)/エフエム長崎(SMILE‐FM)/エフエム佐賀(FMS)/エフエム熊本(FMK)/エフエム鹿児島(μFM)

◆ヴァリカン・レコード
◆ママズ・ガン オフィシャルMySpace
◆iTunes Store ママズ・ガン(※iTunesが開きます)

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