SONOMI史上、最も明るく楽しいサマーチューン「SUMMER」

ポスト
SONOMIのニュー・シングル「SUMMER」は、真夏の海の水しぶきのようにキラキラと輝く、爽快なサマーチューン。プロデューサーKREVAの手によるビート感の強いサウンドをバックに、SONOMIのしなやかな歌声が開放感いっぱいに響いてくる。夏の恋を思い切り謳歌しようとするポジティブなヴァイブの「SUMMER」は、SONOMI自身がライヴを意識して制作したナンバーだ。

◆「SUMMER」PV映像

「KREVAさんから最初にトラックをいただいた時は、夏の曲っていうイメージではなくて、ライヴでみんなと楽しめるような曲にしようって思っていました。それで、みんなで楽しめる曲を考えていく内に、“夏”っていうテーマが出てきたんです。やっぱり女の子って、彼氏と過ごす夏に憧れを持っている人がすごく多いと思うんです。それを曲にして、聴いてくれる人と共有できたら良いなって思って、この詞を書きました」──SONOMI

自分の楽曲のほとんどを作詞しているSONOMIにとって、「SUMMER」は歌詞の面でも新たなチャレンジを試みた1曲だ。これまでは“明るく楽しい曲”を書くことに、どこか抵抗があったというSONOMI。だが「SONOMIの楽しい曲を聴いてみたい」というファンのリクエストも多い中で、「SUMMER」はSONOMIの楽曲の中でも最も明るく楽しいナンバーになった。

「「SUMMER」はトラックがすごくカッコイイ曲だったし、自分の殻を破るのには良いタイミングだなって感じたんです。実際に曲ができ上がってみたら、思ってもみない達成感と感動があって。こういう曲もアリだなって、また楽しい曲を書いてみたくなりました」──SONOMI

◆「SUMMER」試聴
◆「ごめんね feat. KREVA」試聴

一方、カップリングの「ごめんね feat. KREVA」ではKREVAのラップをフィーチャーした切ない失恋ソング。「ごめんね」と何度も口にしながら、新しい自分になろうと願う女性の想いを描いている。

「男性の方がこの曲を聴くと“なんて身勝手な女なんだ!”って思うかもしれませんけど(笑)、女性には女性なりの葛藤があって。女の子が初めて自分で決意して、初めて自分の意思を見せる場面を書いた曲なんです。やっぱり女性は、恋愛に依存してしまうところがあって、私も昔そうだったんです。悲しい別れの中にも、強い意思を持とうとする女性像を描けたらいいなと思って書きました」──SONOMI

2008年、メジャー1stアルバム『S.O.N.O』をリリースし、さらにその後のツアーを経験したことで、「それ以前と以後では別人って言ってもいいぐらいすごく成長することができた」というSONOMI。ニュー・シングル「SUMMER」は、そんなシンガーとしての飛躍に手応えを感じさせる充実の1枚だ。SONOMIの最高のサマーチューン「SUMMER」が、2009年の夏をさらに暑く、熱くさせることは間違いない。

文:大山貴弘
この記事をポスト

この記事の関連情報