ド変態アドビシシャンク、驚愕のアルバムと来日ツアー
ドラムのミック、ベースのヴィニー、ギターのラー。アイルランド・ウェックスフォードからやってきた平均23歳の3人。彼らが放つ熱球のような音の塊をぶつけ合い絡ませあいながらも、ベーシックな8ビートの端正な網目に各々が丁寧に通していくようなデリカシーも内包…そんな爆音・音響インスト音塊ロックを聞かせてくれるクレイジーな連中が、アドビシシャンクだ。んー、何言っているかわからんか。
2008年7月には来日ツアーを行なっているので、幸運な早耳リスナーは、そこでアドビシシャンクに接触し思いっきりぶっ飛んだ経験をお持ちのことだろう。彼らのマイスペースで音を聴いていただくのが一番早い。是非チェックのほどを。
そんなアドビシシャンクの豪腕1stフルアルバム『This is the album of a band called Adebisi Shank』が遂にリリースとなった。当作はモック・オレンジ、ファラクエット、ザ・ディスメンバメント・プランなどのプロデュースで知られるワシントンD.C.ハードコア・パンクシーンの重鎮、J.ロビンズ(ex.Jawbox)をプロデューサーに迎えレコーディングされた。
ことラーのギタープレイは、音だけを聴く限りは、どのようなプレイでどのようなセッティングによる音作りなのかが皆目見当が付かない。タッピングも多用するプレイスタイルだが、エフェクターにてループやサンプリングなどアグレッシブなデジタル処理を施し、攻撃性と瞬発力が凄まじい。何やっているのかわからんという変態性で言えば、トム・モレロの発想力やマティアス・エクルンドといった超絶な天才ギタリストも存在するが、ラーのプレイには計算による構成とスポンティニアスな偶発性の間に“ほとばしる若々しさ”がある。そのあたりは、このライヴ映像から実感いただけることだろう。そして何より、足元しか映していないという、このアングルこそが彼らのアイデンティティを如実に物語っているところだ。
アドビシシャンクは、2009年7月に2度目の来日ツアーを行なう。一度見たら忘れられない彼らのライヴに、打ちのめされていただきたい。
<Adebisi Shank Japan tour 2009>
7月15日(水) 六本木SUPER DELUXE
7月16日(木) 仙台BIRDLAND
7月17日(金) 山形SANDINISTA
7月19日(日) 名古屋CLUB ROCK'N'ROLL
7月20日(月) 大阪鰻谷SANSUI
7月21日(火) 奈良NEVERLAND
7月22日(水) 渋谷O-NEST
◆アドビシシャンク・マイスペース
2008年7月には来日ツアーを行なっているので、幸運な早耳リスナーは、そこでアドビシシャンクに接触し思いっきりぶっ飛んだ経験をお持ちのことだろう。彼らのマイスペースで音を聴いていただくのが一番早い。是非チェックのほどを。
そんなアドビシシャンクの豪腕1stフルアルバム『This is the album of a band called Adebisi Shank』が遂にリリースとなった。当作はモック・オレンジ、ファラクエット、ザ・ディスメンバメント・プランなどのプロデュースで知られるワシントンD.C.ハードコア・パンクシーンの重鎮、J.ロビンズ(ex.Jawbox)をプロデューサーに迎えレコーディングされた。
ことラーのギタープレイは、音だけを聴く限りは、どのようなプレイでどのようなセッティングによる音作りなのかが皆目見当が付かない。タッピングも多用するプレイスタイルだが、エフェクターにてループやサンプリングなどアグレッシブなデジタル処理を施し、攻撃性と瞬発力が凄まじい。何やっているのかわからんという変態性で言えば、トム・モレロの発想力やマティアス・エクルンドといった超絶な天才ギタリストも存在するが、ラーのプレイには計算による構成とスポンティニアスな偶発性の間に“ほとばしる若々しさ”がある。そのあたりは、このライヴ映像から実感いただけることだろう。そして何より、足元しか映していないという、このアングルこそが彼らのアイデンティティを如実に物語っているところだ。
アドビシシャンクは、2009年7月に2度目の来日ツアーを行なう。一度見たら忘れられない彼らのライヴに、打ちのめされていただきたい。
<Adebisi Shank Japan tour 2009>
7月15日(水) 六本木SUPER DELUXE
7月16日(木) 仙台BIRDLAND
7月17日(金) 山形SANDINISTA
7月19日(日) 名古屋CLUB ROCK'N'ROLL
7月20日(月) 大阪鰻谷SANSUI
7月21日(火) 奈良NEVERLAND
7月22日(水) 渋谷O-NEST
◆アドビシシャンク・マイスペース
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