サイモン&ガーファンクル、16年ぶりの来日公演が決定

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不滅のフォークデュオ、サイモン&ガーファンクルが、ここ日本で奇跡の復活を果たす。

彼らの来日公演が決定した。7月、東名阪・札幌のドーム球場で、合計5公演が行われる。来日公演としては、1993年<Event of a lifetime Tour>以来、16年ぶりとなる。

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1960年代に活動を開始。刻々と変わる激動の社会情勢のなかで珠玉の名曲を多く残し、何年経っても色あせないその楽曲の数々は、現在でも様々なジャンルでアレンジされて歌い継がれ、いまやスタンダードナンバーとなっているものも多い。

「ミセス・ロビンソン」「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボロフェア」「アメリカ」「早く家に帰りたい」「ボクサー」「明日に架ける橋」などなど、フォークギターを持てば必ず弾いてしまうアルペジオ、カラオケボックスで必ず締めに歌ってしまう「ライラライ」のスキャット、休日のけだるい午後に何となく口ずさんでしまうメロディ。40歳代以上の人は、こんな経験を持っている人が多いのではないだろうか。

そういえば、彼らの残したなかに「旧友」という素晴らしい曲がある。これは二人の老人が、流れ去る時代のなかで公園のベンチにじっと座っているいう内容なのだが、この中で「70歳になるなんて奇妙なこと。公園のベンチに座っている自分を想像できるかい?」というような印象的な歌詞がある。この曲を歌っていたときのサイモンとガーファンクルは、まだ若さの盛りだったのだが、2009年の今年は68歳。この歌詞に歌われた老人に近い年齢になっている。彼らはこの曲をどんな気持ちで歌うのだろうか。

それぞれのソロ活動は続けているものの、サイモン&ガーファンクルとしては定期的に活動をしているわけではないので、もしかすると、これが最後の来日公演になるかもしれない。

コンサートは夏真っ盛りの7月。ノスタルジーと共に、永遠をつむぐ普遍の音楽が身を包む、至高の一夜が訪れることだろう。

<来日公演情報>
7月8日(水)ナゴヤドーム
 [問]CBC事業部 052-241-8118
7月10日(金)東京ドーム
7月11日(土)東京ドーム
 [問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999
7月13日(月)京セラドーム大阪
 [問]大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506
7月18日(土)札幌ドーム
 [総合問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999
◆ウドー音楽事務所
◆チケット最速プレオーダー受付予約
[東京公演]4月7日(火)10:00~4月13日(月)23:59
[大阪公演]4月8日(水)11:00~4月14日(火)23:59
◆チケット一般発売日:[東京公演]4月25日(土)
*他公演は未定
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