アイアン・メイデン・ファン、コロンビアで暴動

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週末(3月7日)、アイアン・メイデンのコロンビアでの公演で暴動が起きた。チケットを持たないファンが会場(首都ボゴタ市内の公園)に押し入ろうとしたのが原因。その数は多く、石を投げるなどの破壊行為があったため、機動隊は催涙ガスを使用し鎮圧、100人以上を逮捕したという。

暴動が起きたのはコンサート開始数時間前だったため、アイアン・メイデンがステージに上がる前に事態は鎮定されパフォーマンスは無事行なわれた。しかし、当局はことを重大に受け止めており、この後ボゴタでヘヴィメタルのコンサートを開くべきか検討し直すという。

アイアン・メイデンのマネージャーは2日後、「我々は、門の外でごく一部の人々により引き起こされた馬鹿げた行ないを忌まわしく思っている。彼らは、アイアン・メイデン、メタル、そしてコロンビアの本物のファンに害を及ぼした」との声明を発表している。「我々のファンは、ミュージックのためにそこにいる。我々は絶対にまたコロンビアに戻りたいと考えている。当局が、一部のトラブル・メーカーのせいでメイデンやメタルを禁止しようなど考えないと信じている」

アイアン・メイデンはこれまで2度ほど、同会場(Simon Bolivar Park)でパフォーマンスしている。過去のパフォーマンスの様子は、間もなく公開される彼らのツアー・ドキュメンタリー映画『Flight 666』で見られるという。

Ako Suzuki, London
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