「素直になれたら」の英語カヴァー、ベントレー・ジョーンズ登場

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JUJUの「素直になれたら」を英語で歌ったカヴァー・ヴァージョンが話題になっている。3月4日に着うた(R)の配信が開始されると、配信サイト「レコチョク洋楽」でいきなり7位を記録した。

この楽曲のプロデューサーは、REMIX FACTORYというハウス系のプロデューサー・チームを主宰しているベントレー・ジョーンズ。ビヨンセやブリトニー・スピアーズなどのリミックスを手がけ、UKクラブ・チャート1位となった作品も持つイギリス在住の23歳だ。

日本に「逆輸入」されたこの曲が、2月上旬からUSENのインディーズ・チャンネルなどで流されるようになると、「誰が歌っている?」との問い合わせが多く寄せられた。それを受けて着うた(R)がリリースされ、アルバムの発売も決定したという流れだ。

3月25日に発売されるアルバム『トランスレーション J-POPダンス・カヴァー』では、1995年から2008年にかけてシングル・チャート・トップ10入りを果たした女性ヴォーカルJ-POPヒット曲が最先端ダンス・トラックとしてカヴァーされている。「強く儚い者たち」(オリジナル:Cocco)、「気分上々↑↑」(オリジナル:mihimaru GT)、「GLAMOROUS SKY」(オリジナル:NANA starring MIKA NAKASHIMA)、「Don't wanna cry」(オリジナル:安室奈美恵)などのカヴァーが11曲収録される。

エリック・マーティンがJ-POP作品を英詞カヴァーした作品も評判となっているが、馴染みのメロディーが一気に洋楽フレイヴァーに溢れるその魅力は、我々に新鮮な驚きを提供してくれる。日本の誇るJ-POP系作品が、海外作品と同等の…いやそれ以上の品質を持って世に誕生していることを再認識させてくれる瞬間でもある。EMIミュージックのウェブサイト(PC)では「素直になれたら (FINAL NIGHT英語Ver.)」の試聴もできるので、その魅力に触れてみて欲しい。

ベントレー・ジョーンズは3月下旬に来日し、東京でプロモーションを行なう。
◆ベントレー・ジョーンズ・オフィシャルサイト

ベントレー・ジョーンズ
『トランスレーション ~J-POPダンス・カヴァー~』
2009年3月25日発売 2,300円(税込)TOCT-26799
1. 素直になれたら<FINAL NIGHT英語Ver.>(オリジナル・JUJU feat.Spontania)
2. 強く儚い者たち (オリジナル・Cocco)
3. 気分上々↑↑ (オリジナル・mihimaru GT)
4. Don’t wanna cry (オリジナル・安室奈美恵)
5. 月光  (オリジナル・鬼束ちひろ)
6. ドラマチック(オリジナル・YUKI)
7. TRANS//LATION<インタールード>
8. DEPARTURES (オリジナル・globe)
9. Depend on you (オリジナル・浜崎あゆみ)
10. WHITE LOVE (オリジナル・SPEED)
11. 春 ~SPRING~ (オリジナル・Hysteric Blue)
12. GLAMOROUS SKY (オリジナル・NANA starring MIKA NAKASHIMA)
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