加藤和樹、「役に入り込みすぎて体調を崩した」

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3月14日に公開の映画『恋極星』(AMIY MORI監督)のために制作されたオリジナル・コンピレーション・アルバム『恋極星』(2009年1月14日発売)の発売を記念したイベント<『恋極星』公開記念一夜限りのスペシャルイベント>が、1月18日に横浜Blitzにて行なわれた。

当日は佐藤竹善や岡野宏典など、同アルバムに参加しているアーティストのほか、映画主演の加藤和樹、若菜竜也といった映画キャストが登場。イベントは2部構成で行なわれ、800人のファンを前に、映画と音楽の両シーンを融合させたトーク&ライヴが繰り広げられた。

1部では加藤和樹と若葉竜也、そして音楽を担当している佐藤竹善、岡野宏典、Honey L Days、ANNY PUMP、DAIZOを迎え、映画のシーンを追いながら撮影秘話などを話し、各アーティストが実際にそのシーンで使用されている楽曲を生演奏で披露するという斬新なスタイルで進行。各アーティストのライヴがメインとなった2部では、楽曲の魅力を存分に堪能することができ、まさに映画と音楽の融合を感じさせる内容となった。

映画のエンディングテーマを担当する岡野は、「脚本を読んで、出会うこと 生まれてくる 奇跡 あなたでよかった。そんな大切な気持ちを込めて、届けられたらいいなと思いました」とコメント。挿入歌を担当する佐藤竹善は、「脚本を読んで、そこから歌詞をイメージして作詞していく作業はとても大変だった」と楽曲制作の苦労を語った。そんな岡野と佐藤のライヴを観た加藤は、「楽曲を聴いているだけで映画のシーンひとつひとつを思い出します。心にジーンと来ました!」と感想を述べた。

また、「役に入り込みすぎて体調を崩した程、思い入れの強い作品です。僕自身も凄く重いテーマを自分に課して演じた作品なので、是非、その思いを劇場で感じてください」と、作品への熱い想いを語った。

知的障害があるという設定の柏木大輝役を演じた若葉竜也は、「僕が演じた知的障害の役は、例えば100人の知的障害の人がいれば100通りの症状があって、大輝の知的障害の例も作らなきゃいけないというプレッシャーでもの凄く悩んで、ロケ前日に体調を悪くしたりしましたが、その夜、夢に大輝のイメージの人が出てきて撮影時には役に入り易くなりました。そのぐらい思い入れのある作品で、この映画で成長できたと思っています」とコメント。イベントは、映画への期待感をさらに高めるかたちで大盛況のうちに終了した。

映画『恋極星』は、3月14日よりシネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

※写真左から:マナミ(ANNY PUMP)、いつき、岡野宏典、若葉竜也、佐藤竹善、加藤和樹、KYOHEI(Honey L Days)、MITSUAKI、DAIZO

『恋極星 ~オリジナル・コンピレーション・アルバム~』
【初回限定盤】(CD+DVD)UPCH-9461 ¥3,000(tax in)
【通常盤】(CD)UPCH-1686 ¥2,500(tax in)
2009年1月14日発売

◆ 映画『恋極星』公式サイト
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