ナイン・インチ・ネイルズ、ロストプロフェッツのドラマーをリクルート
8歳からドラムを叩き始め天才ドラマー少年として騒がれていたルービンは、NINのトレント・レズナーをも魅了したようだ。レズナーは、2006年のレディング・フェスティヴァルでの彼のプレイを見て「ぶっ飛んだ」そうだ。
レズナーはバンドのオフィシャル・サイト(Nin.com)に以下のような声明を発表している。「大きなプライドと興奮を持って、アイラン・ルービンが2009年初めラインナップに加わることを発表する。アイランが2年前、レディング/リーズ・フェスティヴァルでプレイするのを見てぶっ飛んだ。最近、リハーサルに誘ったんだ。ぶったまげたね。ジョシュが去った後、スティックを握るのにピッタリの人間だ」
現在のところ、ルービンはロストプロフェッツとNINを掛け持ちするのではないかとみられている。今回はロストプロフェッツからNINに出向くかたちだが、興味深いことにその逆もあった。ロストプロフェッツは、オリジナルのドラマーがバンドを脱退してからルービンが参加するまでの間、フリーズをセッション・ドラマーに3rdアルバム『Liberation Transmission』をレコーディングしている(これはバンドの選択ではなく、プロデューサー、ボブ・ロックの意向だった)。
また、ロストプロフェッツ参加当時若干17歳だったルービン(現在でもまだ20歳)は、11月ソロ・アルバム『Coup』をリリースするなど、意欲的な活動をみせている。
Ako Suzuki, London
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