ポール・シムノン、ストラマーに捧ぐ絵を

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元クラッシュのポール・シムノンが今週、ロンドンのギャラリーでアート展覧会を開く。クラッシュに参加する前は画家を志していたというシムノン。6年ぶりの展示会となる。
作品の中には、クラッシュの元バンド・メイト、故ジョー・ストラマーに捧げたものもあるそうだ。シムノンはストラマーが亡くなった翌年('03年)、ヘブリティーズ諸島にあるストラマーの先祖が建てたという古い家を訪れ、絵を描いたという。

シムノンはBBC 6ミュージックにこう話している。「驚いたよ。ただの掘っ立て小屋だっていうのに、煙突もあるんだ。ジョーの曾々々おじいさんが建てたものなんだ。美しい場所だったよ。ちょっとした土産に、暖炉のとこにクラッシュのボックスセットを置いてきた」

このヘブリティーズ諸島への旅は、ストラマーの死に対処するいい機会となったという。「ジョーに対するいろんな感情と向き合うのに大いに役立った」と話している。

シムノンの展覧会は、今週木曜日(4月17日)よりロンドンオールド・ボンド・ストリートにあるトーマス・ウィリアムス・ファイン・アート・ギャラリーにてスタートする。

またシムノンは、デーモン・アルバーンと結成したザ・グッド・ザ・バッド&ザ・クィーンとして、今月末ロンドンのビクトリア・パークで開かれる<Love Music Hate Racism Carnival>でパフォーマンスする。シムノンは'78年に同イベントが初めて開催されたときザ・クラッシュのメンバーとして出演している。

Ako Suzuki, London
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