コクソン「ブラーのリユニオンは数年後かも」

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2007年、スタジオに入りニュー・アルバムの制作をスタートするといわれていたブラーだが、彼らが活動を開始するにはまだ時間がかかるのかもしれない。少なくとも、ギタリスト、グレアム・コクソンの復帰は今すぐにとはいかないようだ。

コクソンは「数年かかるかもしれない」とXfmに話している。「(ブラー、リユニオンの)噂は、ある部分、事実にのっとってる。(でも)何年もコミュニケーションがなく、プレッシューがあるような中でリユニオンを期待するなんてちょっと考えが甘いよ」

昨年秋にコクソンを含むオリジナル・メンバー4人がランチを共にしたが、コクソンはそのときの会食についてこう明かしている。「全員、レストランに集まった。よかったよ。でも、雑談ってとこさ。みんながやるように、友人に会って旧交を温めたってわけだ。何もかも変な感じだった」

噂されたレコーディングの話は出なかったそうだ。「レコーディングの話なんかしなかったよ。もちろん、俺たちそれぞれ忙しいからね。みんなの準備が整ったときに実現するんじゃないかな。それには数年かかるかもしれないけど」

コクソンは、忙しさだけでなく、プレッシャーがリユニオンを妨げていると考えている。「俺たちには、個別の活動があるだろ。充実してるし変える必要もない。プレッシャーが1番の障害だな、多分、ブラーのアルバムを作るっていうのは、俺たち全員にとってリスクなんだよ」

そのコクソンの現在の活動はというと、ホームレスを支援するチャリティ団体Crisisのためにトラックを制作、3月2日にロンドンのラウンドハウスで開かれるスペシャル・イベントでパフォーマンスする。

Ako Suzuki, London
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