MTVとNIKE、HIV/AIDSチャリティ・オークションを実施

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MTVネットワークス・インターナショナルとNIKE, Inc.(NYSE:NKE)が、HIV/AIDS問題に関する若年層への啓発ならびに予防活動を目的としたグローバル規模のチャリティ・オークションを、アーティストおよびセレブリティの協力のもと実施する。

今回実施されるオンライン・オークションは、日本時間12月7日(金)午前3時(GMT12月6日18時)から12月13日(木)までの期間、www.ebay.com/mtv_nike(※英語サイト)にて行なわれる。

オークションには、スヌープ・ドッグ、クレイグ・デイヴィッド、シャギー、ニコール・シャージンガー(プッシーキャット・ドールズ)、ケリー・ローランドといったワールド・クラスのビッグ・アーティストたちが“NIKEiD”でデザインし、さらに直筆のサインを添えた『NIKE DUNK LOW』が出品される。これらは、それぞれのアーティスト本人とオークション落札者の2人だけが所有する、世界でたった2足しか存在しないプレミアムなスニーカーとなる。

さらに今回、Staying Aliveブランドが冠された限定モデルのDUNK LOWをNIKEが製作。これらのモデルにも、スヌープ・ドッグ、フー・ファイターズ、ワイクリフ・ジョン、RZA(ウータン・クラン)、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)ら有名アーティストによるサインが施され、オンライン・オークションに出品される(※オークションは日本からも参加可能)

オークションを通じて得た全額は、若者が行なう草の根レベルのHIV/AIDS予防活動に助成金を提供してサポートするMTVの基金「Staying Alive Foundation(ステイング・アライヴ財団)」に寄付される。

また、MTV ネットワークス・インターナショナルは、Staying Aliveキャンペーンの特設ウェブサイト(www.staying-alive.org(※英語サイト))を開設。このウェブサイトは、若者にとって必要不可欠な、HIV/AIDSについての情報を提供するためのグローバルなポータルとして、日本語を含む13言語で提供される。

同サイトでは、HIV/AIDSに関連する他の多くのサイトにはないオリジナルなコンテンツを通じて、この問題に関するさまざまな情報を、当事者である若者の視点に立って提供する。コンテンツの1つには、世界的な人気と知名度を持つカニエ・ウェスト、ネリー・ファータドといったアーティストたちが、自身の個人的体験や大切な生命を守るためのアドバイスなどを語る限定コンテンツもある。

ネリー・ファータドは、「セックスを経験するようになったらすぐに、必ずコンドームを買うこと。男の子でも女の子でもね。女の子は男の子任せにしないで、きちんと自分でコンドームを買うべきだわ」と、女性たちが自分でコンドームを携帯することを勧めている。

また、カニエ・ウェストは、「俺が高校生のとき母親が学校で講義をして、マスターベーションがセーフ・セックスの基本だと勧めたんだ。そのときクラスのみんなが俺のほうを見たけど、俺は「そうだ、俺はマスターベーションをしてるさ」って。このことで、俺は今までセーフでいることができた」と、マスターべーションこそがセーフ・セックスのための彼なりの方法だと打ち明けている。

そのほか、ケリー・クラークソンが語る“10代の若者たちがセックスに対して真剣に考えることの重要性”や、ディータ・ヴォン・ティースによる“女性たちが自らの体をHIVから守る術”についてのアドバイスなども掲載されている。

現在、1日当たり5,800人のHIV感染者のうち、40%が15歳から24歳の若者だという。
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