プロデューサー、ピートとの格闘を語る

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ベイビー・シャンブルズの2ndアルバムをリリースしたスティーヴン・ストリートが、アルバム制作時に直面した困難について語った。彼は何度か、ピート・ドハーティに「しっかりやらないのなら、止める」との強い警告を発さなくてはならなかったという。

ストリートは『NME』紙にこう明かしている。「ピートは最初の数週間、いい状態じゃなかったよ。みんながご存知の理由でね。正直言って、不安だった。彼には何度か、“いいか、しっかりしろ。それができないんなら、君とは仕事ができない”って警告しなきゃいけなかった」

ザ・スミス、ブラーなどの名作を手がけてきたストリートは、薬物依存症の影に埋もれがちな彼の才能を引き出したかったと続けている。「彼には才能がある。でもあの依存症の影に隠れてしまってるんだ。何度か、腰を落ち着け彼と腹を割って話した。内に秘めた本物のミュージシャン、アーティストとしての側面に触れることができたよ……。僕は、彼が素晴らしい作品を作れることをみんなに証明したかったんだ」

デビュー・アルバム『Down In Albion』は、リバティーンズのとき同様、ミック・ジョーンズがプロデュース。ストリートを迎えたことで2ndアルバムのサウンドはこれまでと違ったテイストになることが予想される。新作(タイトル未定)は、来月リリース予定。バンドはその後、これまでで最大規模となるアリーナ・ツアーを行なう。

Ako Suzuki, London
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