ロングカット、デビュー・アルバムを語る

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「Transition」('04年)、「A Quiet Life」('05年)の2枚のEPが高い評価を受け、昨年<Fuji Rock Festival>で初来日を果たしたザ・ロングカットが、待望のデビュー・アルバム『A Call And Response』をリリースする。

ギタリストのリー・ゲイルは、「待たせたという気はしない」と『The Sun』紙のインタヴューで話している。「待ちに待ったデビュー・アルバム、そう聞いてるよ。でも俺たち、ノン・ストップで作ってきたから、長かったとは思ってない。でも、リリースするのはいまがちょうどいいかもな。アークティック・モンキーズのおかげで、みんなまたインディズを聴くようになってる。俺たちのサウンドは、あのシーンとはちょっと違うけど、変わったのが好きな奴もいるだろ」

アルバムのプロデューサーは、マッシヴ・アタックで知られるジョニー・ダラー。TV On The Radioがミックスを担当したが、ゲイルは、そのミックスに時間がかかったと話している。「デイヴはブルックリンにいて、俺たちはツアー中だったからね。彼はメールでミックスを送ってくれてたんだ。俺たち、それを聴きたくてネットカフェへ走ったもんだよ」

『A Call And Response』は月曜日(6月12日)に英国でリリース。日本では6月21日に発売される。

Ako Suzuki, London
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