キーン、ミーハー体験を語る

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デビュー・アルバム『Hopes And Fears』が大ヒットし、スターの仲間入りをしたキーンだが、昨年は“どうして、僕らがこの場にいられるんだ!?”という経験を何度かしたそうだ。

ドラムのリチャード・ヒューズにとって、それは<Live 8>だったと『The Sun』紙のインタヴューで話している。「<Live 8>のステージを降りるとき“いまのは現実だったのか?”っていう興奮状態だった。そしたら“よくやった!”っていう声が聞こえたんだ。なんか聞き覚えのある声だと思って顔を上げたら、ポール・マッカートニーが手を差し出してたんだ! 彼と握手しながら、シャンテル(オーディナリー・ボーイズのプレストンの婚約者)みたいに“オー・マイ・ゴッド!”ってトンチンカンな金切り声を上げちゃったよ。ポールはステージの横で、一緒に歌ってたんだ」

ヴォーカルのトム・チャップリンの場合はグラミーのアフター・ショウ・パーティだったようだ。「ノミネートされたから、行ったんだ。授賞式も圧倒されてたけど、その後のプライベート・パーティ。スターだらけだったよ。ボノにグリーン・デイのジョー・アームストロング、それにブルース・スプリングスティーンが一緒に話してるのを見たよ」ヒューズは「トイレでは隣にトム・ハンクスがいた! それにビリヤードをやってるとき、ショットを決めるためにドクター・ドレーにどいてくれって頼まなきゃいけなかった」と続けている。

今週、カンバック・シングル「Is It Any Wonder」がUKチャートの3位に入ったキーン。待望の2ndアルバム『Under The Iron Sea』が6月12日にリリースされる(日本発売6月7日)。

Ako Suzuki, London
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