SonicStage Mastering StudioがVer2.1にアップデート

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ソニーは同社のPC「VAIO」に搭載されている音声編集ソフト「SonicStage Mastering Studio」のアップデータを公開した。

最新版の2.1では、スーパーオーディオCD(SACD)で採用されている「Direct Stream Digital(DSD)方式」のディスク作成が可能になったのが大きなトピックだ。DSDは、従来のデジタルオーディオ方式だった「PCM方式」とはまったく異なったもので、原音を限りなく忠実に再現できる。ただし、SonicStage Mastering Studioで作成できるDSDディスクはVAIO独自規格となり、SACDとの互換性はない。よって、同社が開発したサウンドチップ「Sound Reality」を搭載したVAIOで、SonicStage Mastering Studio Ver2.1かWindows Media Playerからの再生のみ対応している。

そのほかには、新たにステレオ音声のサラウンド化が行えるプラグインや、24bit/192kHzまで扱える録音サンプリングレートなど、市販の音声編集ソフトを凌駕する機能も満載。SonicStage Mastering Studio Ver2.0がインストールされたVAIOを利用しているユーザーは、この機会にバージョンアップしておきたい。

問い合わせ先:VAIO(ソニー)
http://www.vaio.sony.co.jp/
SonicStage Mastering Studio Ver.2.1へのアップデータ
http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/SP-011037-00.html
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