コールドプレイ、プレスからの酷評に「ショック」

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コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンが、アメリカのプレスから酷評されショックを受けていることを明かした。バンドの3rdアルバム『X&Y』は全米でもNo.1を獲得したものの、『The New York Times』紙や『Rolling Stone』誌などからあまりいい評価を得ていなかった。

『The New York Times』紙は、コールドプレイを「この10年で最も耐え難いバンド」と呼び、マーティンのヴォーカルを「ヨーデルとしゃっくりの中間」と評した。『Rolling Stone』誌はマーティンを「へぼいフロントマン」、『Spin』誌は「コールドプレイは、フォードがマスタングを作ったように、ニセモノの愛を作り出した」と酷評している。

『Daily Mirror』紙によると、マーティンはインタヴューを受けたばかりの『New York Post』紙に電話を入れ、こう語ったという。「この前のインタヴューについてよく考えたんだけど、もっと話したいと思ったんだ。ほんと言うと、正直に喋ってなかった。プレスからの批判が影響するかって訊かれて“ノー”って答えたけど、ほんとはそうなんだ。『New York Times』のことは“大ショックだった”って答えるべきだったよ」

プレスからの評価はともかく、一般からは圧倒的な支持を得ているコールドプレイ。バンドは9月6/7日と2夜連続でNYのマジソン・スクエア・ガーデンでパフォーマンス。両公演ともソールド・アウトとなっている。

Ako Suzuki, London
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