シャロン・オズボーン、舞台をドタキャンで訴えられる

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シャロン・オズボーンが、娘エイミーの病気を理由にショウをドタキャンしたことで訴えられている。シャロンとエイミーはこの春、ウエスト・エンドの劇場で公演される『Vagina Monologues』に出演する予定だったが、エイミーの胸にしこりが発見されたことで、初日の数日前に降板していた。

『Vagina Monologues』の制作会社は、シャロンを抜擢したのは彼女の知名度をチケット・セールスに反映するためで、1週間に6,000ポンド(約120万円)の出演料をチケットの売り上げによっては1万5,000ポンド(約300万円)まで上げることを承諾したという。シャロンはそんな契約は交わしていないと反論しているが、制作側はシャロンやエイミーが出演するという前提で広告を打ち、リハーサルを開始したと訴えている。

シャロンは、エイミーの具合が悪くなる前にテレビ番組の出演や新聞のインタヴューに答えるなど、プロモーション活動を行なっていた。しかしながら、代役を立て開演されたショウは話題にはならず、制作会社はマーケティング費、経費、利益損失として、シャロンに30万ポンド(約6,000万円)の損害賠償を請求している。

エイミーはその後、乳がんの疑いはないことが判明。シャロンは間もなく、英国の人気オーディション番組『The X Factor』の収録を開始する予定。

Ako Suzuki, London
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