フェイスフル、「キースのためにミックと付き合っていた」

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'60年代にローリング・ストーンズのミック・ジャガーと付き合っていた女性シンガー、マリアンヌ・フェイスフルが、実はジャガーではなくバンド・メイトのキース・リチャーズのほうが好きだったことを告白した。

dotmusicによると、フェイスフルは40年の時を経て当時の裏話をこう明かしたという。「キースは、わたしがジャガーとデートしたほうがバンドにとっていいだろうって考えたの。だから、わたしは“アイ・ラブ・ユー”って言う代わりに“いいわよ”って答えたのよ」フェイスフルは、'64年にストーンズの「As Tears Go By」でデビュー。その後、ジャガーと5年に渡り交際し、それまでの“アイドル”“妖精”のイメージを捨て麻薬や酒に溺れるようになった。

フェイスフルは、リチャーズとの一夜限りの関係が進展しなかったのは残念だが、ジャガーは常に「優しく」、いまでもいい友人だと話した。「同じ街にいれば会うわ。彼のショウにも行く。ミックは素晴らしい人よ。いまでも大好き。彼はほんとに、わたしによくしてくれたの。もう昔の話だけどね」

フェイスフルは、昨年秋、ブラーのデーモンやニック・ケイヴらとコラボレーションしたニュー・アルバム『Before The Poison』を発表。ヨーロッパ・ツアーを行なっていたが、先月初め疲労によりダウン。現在、休養している。

Ako Suzuki, London
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