オジー、真っ裸で強盗に挑む

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11月22日(月)の早朝、バッキンガムシャー州にあるオジー・オズボーン宅に強盗が押し入り、200万ポンド(約4億円)相当の宝石が盗まれた。トイレに行こうとしその存在に気づいたオジーが取り押さえようとしたものの、強盗は2階の窓から飛び降り逃走したという。

真っ裸の状態で強盗に挑んだオジーは、「何も考えずに、身体が動いた」と話している。幸いなことに無傷で済んだ彼は「後で考えると、恐ろしい。大怪我を負ったかもしれないし、撃たれたかもしれない」とその恐怖を語った。オジーはまた、家族の者だけでなく、強盗も怪我をしなくて良かったと話している。「誰も傷つかなかったことを神に感謝してる。(強盗であれ)誰であれ怪我なんかして欲しくないからな」

23日(火)開かれた記者会見で妻のシャロンは、盗まれた宝石の中には2年前、改めて結婚の誓いを交わしたときにオジーから贈られた大切な指輪も含まれていると明かした。彼女は、その夜、指輪をはめて寝るべきだったと後悔しているという。「いつもはずして、ベッド・サイドのテーブルに置いておくの。その夜もそこに置いたのよ」侵入者は、彼女が寝ているその横で盗みを働いたようだ。また、すっかり憔悴したシャロンは、盗まれたものは全て、お金に換算できない思い出の品々ばかりだったと嘆いた。

警察は、この事件に対しホット・ラインを設け情報提供を呼びかけている。有力な情報には10万ポンド(約2000万円)の褒賞金を提示している。

Ako Suzuki, London
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