U2のボノ、「自分の曲はそれほどよくなかった」

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U2のフロントマンのボノは、'85年のライブ・エイドで歌った「Bad」や'87年の大ヒット曲「Where The Streets Have No Name」のリズムは、いま聴き直すと「それほど良くない」と思ったという。

ボノは、「Los Angeles Times」紙でこう話している。「(バンドがスタートしてから)10年間の曲を聴き直してたんだ。それで“Bad”も聴いたけど、何か足りない。完成品とは言えないな」

しかし、曲には歌詞に表せない感情がこもっていると付け加えた。「あの曲には、言葉で表せない感情がこもってる。1000のアイデアがあっても感情がこもってなかったら、それはただのエッセーにしかならないだろ」

また「Where The Streets Have No Name」のオープニングは、「これまで聴いた中で、最もありふれたもの」だと話している。「陳腐だよな。でもライヴでプレイすると、何か別のものになるんだよ」

U2は、11月に2000年の『All That You Can't Leave Behind』以来となる新作を発表する予定。

Ako Suzuki, London
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