いい音爆音アワー vol.53 「ナイス♪イントロ特集」

いつも音楽の話で盛り上がるあの友人から薦められたり、大好きな彼女からねだられたりしないかぎり、一度も聴きもしないで音楽を買うことなんてないですよね。で、CMでサビが大量にオンエアされるのでもないかぎり、音楽は頭から聴きますよね。
音楽の頭はイントロです。忙しい、と言うか雑念だらけの現代人は、イントロがつまらなければ、気持ちが他に移ってゆく。逆にイントロに惹かれたら、続きを聴きたくなる。
というわけで、誰もがヒットを目指しているポップミュージック、特にシングル曲では、如何に大衆の注目、いや“注耳”を勝ち取るイントロを創るかということに、クリエイターたちは日夜、頭を悩ませているのです。
おかげで、ポップス史の通りには、様々な傑作イントロたちが並んでいます。今回はその一部を聴いていきますが、ひとつ条件を課してみました。
「イントロのフレーズがそのままリフになるタイプの曲は除外する」
たとえば、Doobie Brothersの「Long Train Running」や「China Groove」、Stonesの「Brown Sugar」「Satisfaction」、The Policeの「Synchronicity」「Message in a Bottle」などは入れないってことです。
セットリスト




























