【インタビュー】wyse、メジャーデビューアルバム完成「僕らが僕らであることを問われた作品」

10.「Glorious Story」
– 今日の終わりに浮かべてみる 笑顔になれた出来事ひとつ
光のシャワーが降り注ぐ 優しいスローモーションの映画のよう –
僕達は常に
実際に起きたその物事を見ているのではなく
どこかでそう望む、自分の見たいその想像の絵を見ている
脳は1つ1つのその情報を
ある意味では予測し、ある意味では推測して
変換されたその結果を、僕達は得ている
だとすれば
あの日、あの時、僕と君が迎えた出来事は、選び進んだ道は
もしかしたら、その時からずっと
今日のこの時へと繋がっていたのかもしれない
初めから、ここへ来ることを知っていたのかもしれないね
今日までの日々を振り返るには、あまりにも膨大すぎるその情報量
その中から、ひとつだけピックアップするとしたなら
君はどの情報を選ぶだろうか
また、そのメモリーの中から、ひとつだけ消すことが出来るとしたなら
君はどの情報を選ぶだろうか
良くないことは、良いことで塗り替える
僕達はきっと、無意識レベルで
そうやって、ずっと繰り返してきたんだろうね
– Let’s find Glory, Glory, 虹のように 今日までの全てが輝いて –
この曲は、個人的な想いとしては
結婚する友人への想いも込めました
ただ、その一方向だけの物語ではなく
大きなテーマの軸としては
僕達とみんなのこれまでの時間、思い出
そして、これからの時間、作り残せる思い出
大切な未来を込めました
この先、色々なことがあっても
良いことも、良くないことがあっても
どんな時もこの曲が、真ん中にいてくれて、軸となってくれて
僕達を繋いでくれる
そんな大切な1曲になってほしいという願いを込めました
– いつだって 1人より2人が良いね そうやって今日の日を振り返って –
そう
願うように、祈るように
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