コールドプレイ、「ヴァイオレット・ヒル」にみる怒り
6月11日にニュー・アルバム『美しき生命』を発売するコールドプレイ。1stシングルとなる「ヴァイオレット・ヒル」に2つのPVが存在していることは、クリスの発言からお伝えしたとおりだ。
◆「ヴァイオレット・ヒル」を語る~ビデオ「ヴァイオレット・ヒル」
http://www.barks.jp/watch/?id=1000021991
そう、そのもうひとつのPVが遂に完成、BARKSにも到着したので、ここに公開しよう。
◆「ヴァイオレット・ヒル(Dancing Politicians)」
http://www.barks.jp/watch/?id=1000022088

新たなPVは、「ヴァイオレット・ヒル(Dancing Politicians)」と題された。この「ヴァイオレット・ヒル(Dancing Politicians)」はメンバーの意向によりインターネット上だけで流されるバイラル映像作品となっている。
世界各国の首脳陣が登場するこのビデオ。「Dancing Politicians」のサブタイトルの意味どおり、かなりシュール、ある意味過激、そして強い主張を感じる映像だ。クリスはコメント映像の中で「ヴァイオレット・ヒル」は怒りを表現していると語っている。そしてそこに立ちはだかっているのは力強さだ。決して攻撃性ではない情熱の力が、強いメッセージと共に表現されていることがわかるだろう。
コールドプレイは、ニュー・アルバム発売に伴ったヨーロッパ・ツアーを行なう。2008年9月にフランスのストラシブルグからスタートし、その他にもドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、スウェーデンなどでライヴを行なうという。そのツアーに先立ち、ロンドンとニューヨークでは無料ライヴも決定しているようだ。2008の夏は、またひとつロック史にコールドプレイのページが刻まれることになりそうだ。







