ポータルサイトの辞書機能を試す(後編)
■結論 最も使える辞書は?
さて、2回に分けて各ポータルサイトの辞書機能を見てきたが、これで結果は出揃った。まず、通常の単語を調べる場合は各社あまり差はないものの、ややYahoo! JAPAN、goo、MSNがよい。新語にはgoo、さらに用語を誤って入力した場合はYahoo! JAPANが素晴らしい。というわけで、オンライン辞書を使う場合は、Yahoo!辞書とgoo 辞書を使い分けるのが一番有効な使い方といえるだろう。
…と、言ってしまってよいだろうか?
答えは「NO」である。あれを忘れてはならない───そう、Googleだ。
“Google様は何でも知っている”“困った時はGoogle”。これはインターネット上の合言葉のようなもの。Googleで検索すれば、「Rock」も「フィッシング」も「カペルネ」も全部わかってしまうのだ!
ただ、Googleで検索をする場合はコツがある。わかっている人にとっては当たり前のことなのだが、この辺がわかっていない“検索下手”な人が多いのも事実。ポイントはひとつ。
「単語だけで検索をしない」ということ。
基本は、調べたい「●●●」のあとに半角スペースを挟んで「意味」とか「とは?」とか「和訳」といったフレーズをつける(⇒ Googleで「Rock とは?」の検索結果)。
検索だけでなく、「154698+522399-253×4÷2=」といった計算式の答えも教えてくれるGoogle様、「人生、宇宙、すべての答え」まで教えてくれるGoogle様。わからないことがあったら、まずはGoogle様に訊ねてみて、そしてそこでもわからなかったら辞書を使ってみてはいかがだろうか?
参考:
■Yahoo!辞書







