ソニー、Hi-MD搭載のコンパクトコンポ発表
ソニーマーケティングはHi-MDに対応するコンパクトなコンポ「CMT-AH10」を発売する。
CMT-AH10は、MD/CD、カセットデッキ、FM/AMチューナーを搭載するオールインワンタイプのコンポ。幅424mm×高さ302mm×奥行208mmと小型なので気軽に配置できるだろう。
MD部分はHi-MDに対応し、ディスク1枚に最長約34時間の長時間録音ができるほか、付属のソフト「SonicStage Ver.3.0」を使うことでHi-MDディスクに取りためた楽曲をパソコンに転送することも可能になっている。
これにより、レーベルゲートが提供する音楽ダウンロード販売サイト「Mora」で購入した楽曲データをパソコンだけでなくコンポ側でも聴けるようになる。パソコンとの接続はUSBケーブルを使う。
アンプ部の実用最大出力は25W+25W。2ウェイ&パッシブラジエーター方式の高音質スピーカーを採用する。そのほか、臨場感を演出する数々の機能が搭載されている。
フロントスピーカーでリアの音場を作り出す「バーチャルホンテクノロジー・スピーカーズ」機能、音圧や位相の乱れ、スピーカー配置による遅延時間差を補正する「デジタル・リニアフェーズ」機能などが用意された。
販売は5/21からで、価格はオープン。予想実売価格は5万3000円前後になる見込みだ。
問い合わせ:ソニードライブ
http://www.sony.jp/