ピンク・フロイドの『狂気』、発売30周年記念盤SACDをサラウンド・ミックスでリリース
Pink Floydの『狂気(Dark Side Of The Moon)』が、アルバムの発売30周年を記念してリリースされる。このニューエディション盤は5.1サラウンド・サウンドでリミックスされ、2層ディスク・ハイブリッドのスーパー・オーディオCD (SACD)フォーマットで、EMI/Capitolより3月4日に発売。CDにはまた、新たにリマスターされたステレオミックスも含まれているが、ボーナストラックはない。
ハイブリッドSACDは従来のものと互換性があるため、高音質のSACDプレイヤーと標準的なCDプレイヤーの双方で再生が可能。
Pink Floydのドラマー、Nick Masonは彼を含むバンドメンバーは『Dark Side Of The Moon』が大きな成功を収めた理由をあまりよく把握できていないという。
「今だによく分からない。気付いていない要素があるんだろうね」「タイミング的なものもあるし、曲が当時の人たちにとって的を射たものだった。そういったことも手伝ってうまくいき、次に別の人たちの注目を引くようになった。そんなところかな」
『Dark Side Of The Moon』は’73年3月24日にリリース。米国で1500万枚以上が売れ、ビルボード200チャートに741週(14年3カ月)留まり、最長連続チャートイン記録を樹立した。
Bruce Simon, New York, Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com







