【速レポ】<中津川 WILD WOOD 2026>礼賛、「“惚れた”って方がいたらうれしいです!」

2026.09.19 16:09

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9月5日と6日、TOYOTA ARENA TOKYOで結成5周年記念ワンマンライブ<5×5>を開催し、15,000人を動員して、その人気を見せつけた礼賛が<中津川 WILD WOOD>に降臨した。

選曲がちょっとズルい、いや、心憎いジャミロクワイの「Virtual Insanity」のカバーを演奏して、サーヤ(Vo)のハスキーな歌声の魅力を印象づけながらサウンドチェックから観客を沸かせると、「超BUSY」から本番になだれこんで、コール&レスポンスに巻き込みながら、早速、観客を巻き込んでいく。

そんなステージ展開は、自身の活動だけでも“超BUSY”なメンバーたちがこの礼賛をライブバンドと捉え、精力的にライブ活動に邁進してきたからこそなのだろう。しょっぱなからそんなことを印象づけたメンバーたちは、ファンク/R&Bをバックボーンとしながら、曲ごとに巧みに聴きどころを変える曲の数々を、テクニカルかつエキセントリックなバンドアンサンブルを白熱させながら披露していく。

アーバンなポップスの「鏡に恋して」と歌謡ファンクの「高ぶるブルー」を繋げ、自由奔放な木下哲(G)と、そこに音を絡ませるようにギターを奏でる川谷絵音(G)という2人の個性派ギタリストによるアンサンブルも曲の聴きどころとしてたっぷり見せつけると、土岐麻子をゲストに迎え、土岐と礼賛のコラボ楽曲として発表した「美しい顔(土岐麻子 with 礼賛)」を披露するというフェスならではと言えるシーンも見どころとして演出してみせる。

中盤では、サーヤがソウルフルに歌い上げる裏で休日課長(B)のズーンと重たいベースリフとGOTO(Dr)が閃かせる手数の多いドラミングを軸にラテンファンクともフリージャズとも言えるエキセントリックなアンサンブルが炸裂する「Chaos」「TRUMAN」を繋げ、観客をヒプノティックなグルーブに巻き込んでもみせる。

そして、現在進行形で前進を続ける礼賛は、新曲を披露することも忘れない。曲が孕む焦燥感が観客の気持ちを駆り立て、一心不乱に手を振らせた歌謡ロックの新曲は、前述の結成5周年記念ライブで披露済みだが、再びヒプノティックなダンスグルーヴに観客を巻き込み、幻惑するように踊らせた「熱帯夜」を挟んで、「もう1曲、新曲やってもいいですか?」と「Venus」を9月30日の配信に先駆け、演奏した。

「このステージを選んでくれてありがとう!」と冒頭でサーヤは観客に語りかけたが、いち早く新曲が聴けたのだから、今日、礼賛を選んだ観客はラッキーだったと言えるだろう。その「Venus」はアーバンともジャジーとも言えるメランコリックなポップスなのだが、ラテンフレーバーがちょっと感じられるのは、川谷がかき鳴らすアコースティックギターの歯切れのいいコードストロークの音色のせいかもしれない。

「礼賛に惚れたって方がいたらうれしいです!」──サーヤ

45分の熱演を締めくくったのは、木下が奏でるギターのつややかな音色がフュージョンなんて言葉も連想させるポップナンバー「ホレタハレタ」。ステージ中央のお立ち台の上で木下がギターソロを披露すると、川谷がお立ち台に上がり、木下に寄り添いながらギターをハモらせ、ダメ押しするように華やかな見どころを演出して見せたのだった。

取材・文◎山口智男
撮影◎木下マリ

■セットリスト 【Fools Gold】
1.超BUSY
2.鏡に恋して
3.高ぶるブルー
4.美しい顔(土岐麻子 with 礼賛)
5.Chaos
6.TRUMAN
7.新曲
8.熱帯夜(RIP SLYME COVER.)
9.VENUS
10ホレタハレタ

◆【特集】<中津川 WILD WOOD>クイックレポート

 

■<中津川 WILD WOOD 2026>
9月19日(土) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
9月20日(日) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
〒509-9132 岐阜県中津川市茄子川1683-797
open10:00 / start11:00 / 21:00終演予定
▼出演アーティスト ※A-Z順
【9/19(土)】
10-FEET / dustbox / GLIM SPANKY / Hump Back / JUN SKY WALKER(S) / 神はサイコロを振らない / KREVA / 黒夢 / Lucky Kilimanjaro / Omoinotake / Original Love & CADEJO / Penthouse / 礼賛 / レトロリロン / スガ シカオ / 水曜日のカンパネラ / 東京スカパラダイスオーケストラ / ユニコーン / 水平線(Opening Act)
【9/20(日)】
浅井健⼀ / THE BAWDIES / THE CHERRY COKE$ / FLYING KIDS / HEY-SMITH / 黒木渚 / moon drop / ねぐせ。 / 日食なつこ / Nothing’s Carved In Stone / OKAMOTO’S / サバシスター / 聖飢魔II /ストレイテナー / 竹内アンナ / 土岐麻子×和田唱×川口大輔 / w.o.d. / ヤバイTシャツ屋さん / ヤングスキニー / 板歯目(Opening Act)