【ライブレポート】ExWHYZ、PEDROとのラストツーマン<PEDROWHYZ>開催。「愛たっぷりの夜をありがとうございました」

2026.08.13 17:23

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ExWHYZが、8月12日(水)にPEDROとの2マンイベント<ExWHYZ presents ‘PEDROWHYZ’>を東京・新宿LOFTにて開催した。8月31日、Zepp Haneda (TOKYO)での<ExWHYZ LAST LIVE ‘光’>をもって解散するExWHYZにとって、これが最後のツーマンライブとなった。オフィシャルからのレポートをお届けしよう。

◆ライブ写真

両者が深く交わったのは2023年4月1日、エイプリルフール企画の一環としてアユニ・DがExWHYZに加入したときのこと。2ndアルバムの別バージョン『xANADU [xYD EDITION]』では全曲のレコーディングに参加し、「ExWHYZ TOUR 2023 xANADU」の初日公演をもって脱退。1日限りの企画のために、アルバム1枚分の楽曲を覚え、ステージに立ったアユニ・D。EMPiRE時代にはBiSHとのツーマンも行っており、同じ事務所の先輩として、常に背中を追ってきた存在でもある。

公演に寄せられたExWHYZ側のコメントには、エイプリルフール企画をはじめとする経緯に触れつつ、対バン相手にPEDROを選んだ最大の理由はそこではない、ExWHYZもPEDROも常に「現在」が一番かっこいいと思える存在だからと記されていた。アユニ・Dもまた、「短い間でしたが苦楽を共にさせてもらった元メンバーの名にかけて、魂込めてライブします」という言葉を寄せていた。

定刻になり、手拍子と歓声のなか、アユニ・D、田渕ひさ子、ゆーまおの3人がステージに現れる。「PEDROです。よろしくどーぞ!」の掛け声とともに「1999」でライブの幕を開けると、「弱虫のうた」では「PEDROのファンもExWHYZのファンも、最高の夜にしませんか?」という呼びかけに大歓声が返り、「新宿、みんな声出せますか?」の声にはさらに大きな声援が重なった。

「今日は呼んでくれてありがとうございます。WACKの大好きな後輩グループの最後の対バンということで、バチバチにやってやろうと思います!」。アユニ・Dの言葉とともに、疾走感のあるベースが走り出す。太いベースサウンドが鳴る「万々歳」では「マスター、もっとこれますか?」という投げかけに客席の熱が一段上がった。

硬質なギターとリズミカルなドラムに飛び跳ねながら乗って始まった「清く、正しく」から、「スーパードラマー・ゆうまお!」という紹介とともにビートが刻まれ、ミドルテンポの「拝啓、僕へ」。アユニ・Dのアカペラから「春夏秋冬」を演奏すると、「全員一緒に踊りませんか?」という投げかけののち、彼女はベースを置いてハンドマイクを握り、ステージを左右に動きながら「いたいのとんでけ」で客席とともにさらなる盛り上がりを生んだ。

この日のPEDROは、12曲をMCで大きく区切ることなく、時間いっぱい楽曲を全力で届け続けた。手加減も気遣いも挟まない。バンドとしての矜持とプライドを、そのサウンドで見せつける。正面から全力でぶつかるステージだった。

3人のアンサンブルのうえで、アユニ・Dが叫ぶ。「なんで諦めんだよ! 私は諦めないよ! ここで全部だしきって! かかってこいやー!」。その勢いのまま「吸って、吐いて」へ。「一緒に限界突破しようぜ! できますか?」という言葉から「グリーンハイツ」へと雪崩れ込むと、「マスター、そんなもんですか?」とさらに投げかけ、突如として鳴らされたのは「FIRST STEP」だった。ExWHYZの楽曲をバンドサウンドでワンコーラス歌い、激しいアウトロとアンサンブルへ。後輩の曲を自分たちの音で鳴らしきる。その姿勢が、この日のリスペクトの形だった。最高潮のなか、「ExWHYZ、解散まで悔いなく駆け抜けられるよう願ってます。今日はありがとうございました!」と締めくくりステージを後にした。

転換を経て暗転すると、「zION」のイントロとともに、メンバーがひとりずつ登場する。そのまま「WHERE」へと繋がっていく。アルバム『zION』の冒頭2曲がシームレスに接続する構成がそのままこの日の入り口となった。mahoが「もう2度とない夜です! みなさん手上げていけますか?」と呼びかけ、「Unknown Sense」で会場の熱が一段階上がる。カラフルなライトが客席で光るなか、マスターたちが飛び跳ねる。速いBPMの高速ダンスチューン「NOT ENOUGH」と続けると、すでにフロアの熱は最高潮だ。

yu-kiが「念願のツーマンということで、PEDROさん、めちゃめちゃかっこよかった! 最後のツーマン。今日しかない特別な夜をみなさんと楽しんでいきたいんですけど、まだまだいけますか? 最後までよろしくお願いします」と語り、4人が向かい合い、中央で手を合わせ「SONNET」へ。yu-ki、mikina、mayuの3人が作詞にクレジットされた楽曲だ。綺麗な言葉にまとめられないほどごちゃついた気持ちを、それでも届けたい。それぞれの言葉が、4人の声で歌われ、最後は4人で肩を組んで歌い終えた。

チルでオールドスクールな雰囲気のヒップホップトラック「00:00」から、「NOT SORRY」ではメンバーのコールが起こり、クラップでフロアの熱がさらに上がる。mikinaが「皆さん元気ですか?うちら超楽しいです!」と、気持ちよさそうに叫んだ。

アッパーな「TONIGHT TONIGHT」で熱が上がり、「Universe」のイントロが流れるとフロアが沸く。ハイパーポップ的なサウンドの「イマジン」を披露すると、「FADED」へ。ExWHYZの多くの歌詞を手がけてきたmahoが、「わかったふうに書くことはもうやめよう」という決意のもとに書き上げた1曲だ。〈欲しいもの全部欲しい〉と歌われるサビでは、mikinaのオクターブ下とともに4人の声が重なる。mayuの高音ロングトーンは圧巻だ。

2度目のMCで、yu-kiがアユニ・Dとのなれそめを語る。エイプリルフールのドッキリで1日だけ加入してもらい、『xANADU』の曲を覚えてライブを共にしたこと。「そこからうちらのストーリーが始まった」と語り、アユニがExWHYZの東京でのライブをいつも見に来てくれることに触れ、「愛だよね。深いよね」と4人は感慨深く語った。今日のライブにも愛を感じた、と続け、サプライズで演奏された「FIRST STEP」に触れる。4人ともその喜びを無邪気に語ると、一緒にMVを撮った曲でもあるその曲を次にやります、と宣言。マスターとともに「FIRST STEP」を歌い、さらなる一体感が生まれると、「SHOWTIME」から、ビッグビート調の「iD」へ。4人のキレのある力強いダンスに、大きな拍手が起こった。

「以上、私たちExWHYZでした。ありがとうございました!」とExWHYZの4人が挨拶をすると、アユニ・Dをステージに招き入れた。

アユニは、「PEDRO初見の方も多かったと思うんですけど、今日は仲間に入れてくださって、ありがとうございました」と感謝を伝え、3年前にExWHYZと共にした時間を振り返った。「あのとき、あまり心を開いて喋れなかったのを、3年間ずっと後悔してて。もっとExWHYZのファンの皆さんのことも気にかけられたなとか、すごく思っていて。今日は、その愛情を全部出したつもりです」と伝えると、大きな拍手が沸き起こった。

mayuは活動休止中、アユニからたくさんのメッセージをもらい、一緒にお茶をしたこと、そして新代田FEVERでのPEDROのライブをこっそり見に行ったときのことを話しはじめた。「見に行くね」とLINEを送ったら、「mayuちゃんに向けて歌うね」と返ってきたという。「私はひねくれているから、『またまた、リップサービスでしょ』と思って。そういう自分もいたんだけど、そんなことを思わせないぐらい、本気で私に向けても歌ってるし、一人ひとりに向けても本気で歌ってるのが伝わって。そうやってやってるから、アユニちゃんのことが大好きな人がこんなにたくさんいるんだなって。だから、これからも私、ずっとPEDROの音楽を受け取り続けたいなって思ってます」。そんな親密な関係性に、マスターたちは拍手と歓声を届けた。

「愛たっぷりの夜をありがとうございました」とyu-kiが告げ、「またここに来たみなさんと会えることを願って」という言葉とともに、最後のツーマンライブは幕を閉じた。

PEDROは秋冬にツアーを控え、ExWHYZは8月15日のオールナイトと、8月31日の<ExWHYZ LAST LIVE ‘光’>を残すのみ。同じ夜に並んだ2組が、この先で向かう場所は違う。それでも、この日ステージで鳴らしたのは、どちらも紛れもない現在形の音だった。

取材・文◎Hiroo Nishizawa
撮影◎Kenta Sotobayashi

■セットリスト<ExWHYZ presents ‘PEDROWHYZ’>
PEDRO
1​. 1999
2​. 弱虫のうた
3​. ZAWAMEKI IN MY HEART
4​. 祝祭
5​. 万々歳
6​. pistol in my hand
7​. 清く、正しく
8​. 拝啓、僕へ
9​. 春夏秋冬
10​. いたいのとんでけ
11​. 吸って、吐いて
12​. グリーンハイツ

ExWHYZ
1 zION
2​. WHERE
3​. Unknown Sense
4​. NOT ENOUGH
5​. SONNET
6​. 00:00
7​. NOT SORRY
8​. TONIGHT TONIGHT
9​. Universe
10​. イマジン
11​. FADED
12​. FIRST STEP
13​. SHOWTIME
14​. iD

ENDトーク
ExWHYZ, アユニ・D

◾️ラストアルバム『zION』
2026年8月26日 リリース
詳細:https://www.exwhyz.jp/news/detail/77919
Streaming & DL:https://lnk.to/ExWHYZ_zION
CD購入:https://www.exwhyz.jp/news/detail/77919

◇初回生産限定盤[2CD+Blu-ray+BOOK] 2CD+Blu-ray+BOOK
品番:UPCH-29509
価格:¥10,000+税
DISC1[CD]:3rdアルバム『zION』
DISC2[CD]:Single Collection 『yESTERDAYZ』
DISC3[Blu-ray]:ExWHYZ Special Live ‘Ⅰ’ -3rd Anniversary Final & Year End Party-‘
ExWHYZ BOOK(52P予定)

◇MUSIC盤[2CD]
品番:UPCH-20723/4
価格:¥5,000+税
DISC1[CD]:3rdアルバム『zION』
DISC2[CD]:Single Collection 『yESTERDAYZ』

◇通常盤[CD]
DISC1[CD]:3rdアルバム『zION』
品番:UPCH-20725
価格:¥3,000+税

◾️<ExWHYZ presents ‘CLUB Ex FINAL’>

2026年8月15日(土)
Starring:ExWHYZ, Special Guest
Spotify O-EAST OPEN 25:45 / START 26:30
詳細:https://www.exwhyz.jp/news/detail/82036

◾️<ExWHYZ LAST LIVE ‘光’>
2026年8月31日(月)東京・Zepp Haneda [Tokyo]
OPEN 18:00 / START 19:00
詳細:https://www.exwhyz.jp/news/detail/78573

チケット詳細:https://www.exwhyz.jp/news/detail/79840
通常チケット(スタンディング)¥6,500(税込)
2階指定席 ¥9,000(税込)
※入場時別途ドリンク代必要
※未就学児入場不可、小学生以上チケット必要

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