MISIA、連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』主題歌を担当。本予告映像公開

MISIAの新曲「夜を渡る鳥」が、2026年2月15日(日)より放送・配信開始されるWOWOW×Lemino 連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』の主題歌に決定した。発表にあわせ、主題歌入りの本予告映像が公開されている。
本作ドラマは北方謙三による大河小説『水滸伝』を映像化するもので、主人公・宋江役の織田裕二をはじめ、反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠、松雪泰子、佐藤浩市、玉山鉄二ら豪華キャストが集結。腐敗した世に抗う“はみ出し者”たちの闘いを、現代にも通じる「理不尽な権力への怒り」や「仲間との絆」とともに描き出すスペクタクル作品だ。

監督を担当するのは月9ドラマ『やまとなでしこ』(2000年)で演出を担当していた若松節朗監督。当時『やまとなでしこ』の主題歌「Everything」をMISIAが担当していたこともあり、このたび26年ぶりとなる両者のタッグが実現した。一連の発表にあたり到着したコメントは以下。
◆ ◆ ◆
■MISIA コメント
主題歌のお話をいただいたとき、初めはこの世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていました。
しかし、この作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある「信じること」「抗うこと」「生き抜くこと」を、静かに見つめ直す時間でもありました。
時代や立場は違っても、人が人として抱える想いや葛藤、そして仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にも確かにつながっていると感じています。
この歌が物語の世界とともに皆さんの胸にそっと寄り添い、登場人物たちの生き様や想いを、より深く感じていただくきっかけになれば嬉しいです。
■若松節朗監督 コメント
本作は、理不尽な時代に抗い、叛逆の闘いに身を投じていく漢(おとこ)たちの物語です。
だからこそエンディングでは、そんな彼らを大きな愛で包み込むような楽曲が必要だと考え、真っ先にMISIAさんにお願いしました。すぐにご快諾いただき、とても嬉しかったですね。
完成した「夜を渡る鳥」を聴いた瞬間、この作品に生きる者たちを、あたたかく、そして優しく包み込みながら、確かな“応援歌”として寄り添ってくれていると感じました。その感動は、かつてドラマ「やまとなでしこ」で主題歌「Everything」を初めて聴いたときの気持ちが蘇るほどでした。
実際にドラマの映像に当ててみると、その心地よさが際立ち、作品の世界と完璧に重なっていく。「北方謙三 水滸伝」というドラマの最後のピースが、すべて揃ったと思います。
◆ ◆ ◆
主題歌「夜を渡る鳥」は加藤登紀子からの提供曲となっており、加藤からMISIAへの楽曲提供はこれが初。作詞は『残酷な天使のテーゼ』の及川眠子、編曲は『シン・ゴジラ』の鷺巣詩郎が手掛けた。主題歌チームでドラマのシナリオと映像を見た上で書き下ろされたこの楽曲は、ストリングスが奏でる壮大な音色と、力強くも未来への希望に満ちた歌詞が合わさり、MISIAの真骨頂とも呼べる感涙を呼ぶ一曲に仕上がっている。
■WOWOW×Lemino 連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』
2026年2月15日(日)スタート 毎週日曜 午後10:00(全7話)
放送:WOWOW、配信:WOWOWオンデマンド、Lemino
話数: 全7話
出演: 織田裕二/亀梨和也、満島真之介、波瑠・松雪泰子(特別出演)、佐藤浩市(友情出演)・玉山鉄二/反町隆史
原作: 北方謙三『水滸伝』(全十九巻/集英社文庫刊)
監督: 若松節朗、村谷嘉則、佐藤さやか
脚本: 藤沢文翁
音楽: 村中俊之
主題歌: 「夜を渡る鳥」MISIA(ソニー・ミュージックレーベルズ)
エグゼクティブプロデューサー:西憲彦(WOWOW)
プロデューサー:大原康明(WOWOW)、古屋厚(ROBOT)、森安彩(共同テレビジョン)
制作プロダクション:ROBOT 製作著作:WOWOW NTTドコモ
<ストーリー>
腐敗がはびこる世に、正義を信じるひとりの下級役⼈が⽴ち上がった。その名は宋江(そうこう)。彼が記した“世直し”の書『替天⾏道』は、時代に抗う者たちの⼼を震わせる。裏社会に⽣きる者、軍を追われた者、すべてを捨てた者たちが、旗のもとに集結。戦う理由は違えど、志はひとつ。信じる者のため、旗のもとに集結した108⼈が、国家という巨⼤な敵に挑む!これは、理不尽な時代を変えようとする者たちの、命を懸けた叛逆の物語。
©︎北方謙三/集英社 ©︎2026 WOWOW/NTTドコモ
公式 HP:https://suikoden-drama.com 公式 X&Instagram:@suikoden_drama







