【俺の楽器・私の愛機】1927「謎の木材」

【Squier Affinity series Stratocaster】(東京都 鍋助 44歳)

安いストラトがないか巡回していたところ、岐阜県のリサイクルショップにて出品されていたこのギター。
価格は1万円弱、、スクワイアは今まで弾いたことがありませんでしたが、何よりボディの木目に惹かれてしまいました。
現行のスクワイアならFMTで杢のモデルもあるけれど2017年製だし、、いくら考えても答えが出ず、価格の安さもあって思い切って購入してみることに。
届いてみると、思った以上にしっかりした杢にビックリしました!漢らしく4ピース(笑)ですが、キルトのような模様がびっしり。始めは「グラフィックか?」と怪しみましたが、背面のキャビティを見ると内側まで木目がつながっていました。
さて、そうなると何の木材なのか気になります。Affinityシリーズはポプラかアルダーだったはず、、編集長教えてください~
このギターは2017年中国製です。”工場で指示通りに組み上げていた中国人が面白がってこっそり組んだ4ピース”そんな想像をして愛することにしました(笑)
ボディも好きですが、ネックの12フレット付近だけに入った杢もチャームポイント。(指板は貼りメイプルですが、こちらもうすーくうすーくトラ目が入っています)
一度バラして綺麗にして組み上げたお陰か、音もキラキラしていてお気に入りです!値段は安かったですが、想いはハイエンド並みに抱いています。
それまでメイン機だったミスチーフメイカー風ストラト(テレネック+ストラトボディ)は娘に譲り、フェンダー→スクワイアに鞍替えして楽しんでいます!




◆ ◆ ◆
いいっすねー。こういう謎ギターがひょっこり現れるのが、メイドインジャパンじゃないところの面白さ。日本の工場からはこんなイレギュラーは出てこないよねぇ。これはポプラなんじゃないでしょうか。バール材も出るポプラですから、こういう杢が現れるのは不思議じゃないですよね。おそらく塗りつぶしのモデルにはこういった多ピースのボディー材が使われていて、サンバーストやシースルー系には2ピース、あるいは継ぎの目立たない3ピースあたりを使うというのがレギュレーションになっているのだと思いますけど、「これはかっこいいから塗りつぶしじゃないほうがいいんじゃない?」という現場判断だったのではないかと妄想。いわゆる「当たり」っすね。(BARKS 烏丸哲也)
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(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
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