※全ての画像と文章の無断転用を禁止します。 | ──今や世界中でダークネス・フィーバーが巻き起こってますが、感想は?
ジャスティン(Vo&G): 当然のことさ! まぁ、次に出すアルバムで世界制覇できる感じだね!
ダン(G): それはジョークとして。単純に嬉しいよ。俺達、別に流行を作ろうと思ってバンドを組んだワケじゃないからさ。ただやりたいロックをやった結果、こういう事になった感じさ。
──ブームを作った要因として、ジャスティンのセクシーなキャットスーツのインパクトも大きいと思うんだけど、あれを着るようになったきっかけは?
ジャスティン: 昔、オレはデブでさ~。人前に肌をさらすことができないヤツだったんだ。でもバンドをやるってことになって、必死にダイエットして、今のようなスリムな体型になったら、みんなにこの肉体を見てもらいたくなってね。こういう格好になったんだ。
▲左からエド(dr)、ジャスティン(Vo&G)、ダン(G)、フランキー(B) | ──他のメンバーは、そんなジャスティンの格好についてどう思ってるの?
他メンバー: う~ん(苦笑)。
──ジャスティンがダークネスのメンバーになったきっかけは、地元のカラオケ大会でクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を歌って、褒められたからと聞いたんだけど。
ジャスティン: キャラオケ~!?(本人発音) それはデマだよ。もともとメンバーはオレには歌心があることは知っているし。本当は、ある時ホームパーティで踊りまわって人を楽しませていたらさ、(実弟の)ダンに「バンドやらねぇか?」と誘われて参加したのさ。
──それにしてもダークネスの作る歌は、カラオケでも盛り上がれるキャッチーなメロディが特徴的だよね。
ダン: カラオケで歌えるかどうかは全く考えてないよ。ただ、街角を歩いていると思わず口ずさみたくなる、そんなメロディ作りを心がけているよ。
──カラオケでジャスティンのような高音ヴォイスをうまく出す方法はある?
ジャスティン: できるかどうかは、素質の問題さ。まぁヘリウム・ガス吸えば、上手く歌えるかもね(笑)。
──そんなジャスティンの高音ヴォイスに対抗するのは、熱いへヴィでアグレッシヴなロック・サウンド。クイーンなど'70~'80年代のロックバンドを彷彿させるもの、と評価されてるけど、それについては?
ジャスティン: クイーンは大好きなバンドだから、比較されるのはありがたいよ。でも彼らと俺達の音は全く違うんだ。もし、30年前に俺達が登場していたら、間違いなく彼らのライバル的存在になっている自信はあるぜ!
フランキー(B): それは言い過ぎだけどさ。みんな、俺達のことを'70~'80年代のバンドみたいだ、と評価するけど、別にそこからしか影響を受けていないワケじゃなくて。'90年代のダンスミュージック、ブリット・ポップなんかの要素なんかももきちんと吸収しててさ。そのあたりも聴きとってもらえると嬉しいな。
──さて、最後に<Summer Sonic 04>への意気込みを。
ジャスティン: 新曲を披露するつもりさ。楽しみにしてろよ!
エド(Dr): 当日会場は俺達の熱いシャウトで灼熱状態になるから、体調管理はしっかりとな! 取材・文●松永尚久 |
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