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現在、あらゆる音楽メディアでひんぱんに使われている、“音響系“なる言葉。この新しい音楽ジャンルを指す“音響系”、あるいは“ポストロック”と呼ばれる言葉は、人によって捉え方が異なり定義も曖昧であるが、一般的には、従来のロックの基本的要素であるリフやヴァース、あるいはヴォーカルによって歌詞がもたらすメッセージ性など、ロックが聴き手に快感や高揚をもたらす要素を極力省き、スタジオ内での密室的実験性によってロックのスリリングさやダイナミズムを感じさせるものとされている。そもそもは、シカゴ周辺に集まったアーティストがあらゆる音楽要素を組み合わせ、音楽的実験を志したことから始まり、その中心的存在がトータスのジョン・マッケンタイアとジム・オルークであった。彼らの活躍によって、ワールドワイドでシンパを増やし、多くのアーティストから注目されるようになり、日本でも特に昨年辺りから急速に広がりを見せている。トータスのメンバーは、ジョン・マッケンタイアのシー・アンド・ケイク、ジョン・ヘードン、ダン・ビットニー、ジェフ・パーカーが在籍するアイソトープ217などと、5人それぞれがユニットやバンドを組み、自由に交流することで、三人三様の音楽性を生みだし、高い地点での変幻自在な異種融合に大きく貢献している。

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